10月20日、西オーストラリア州政府は、同州にて仕事に従事している70~75%の約110万人に適用となる新型コロナウイルスワクチン接種の義務となる方針を発表した。従わない場合は罰金などが科せられることになる。
ついに新型コロナウイルスワクチン接種が特定者にとって義務化となる。特定者とは、まず医療施設や警察、消防などを含む地で働くグループ①(HIGH RISK OCCUPATIONS)。そして、学校やチャイルドケア、飲食店、小売店、宿泊施設などで働くグループ②(CRITICAL OCCUPATIONS。今後もしロックダウンが敷かれ、その状況下でも営業できる小売店などもグループ②の一部として対象)と分けられ、①と②で州の労働力の75%、約110万人が対象となる見込みだ。
接種の期限についてグループ①は、12月1日までに1回目の接種、12月31日までに2回目の接種が必要。グループ②は、12月31日までに1回目の接種、2022年1月31日までに2回目の接種が必要となる。従わずに仕事をした場合は、最高2万ドルの罰金、雇用主は最高10万ドルの罰金が科される。
以下が、グループ①と②の詳細。更なる「新型コロナウイルスワクチン接種が義務化」の詳細については、Mandatory COVID-19 vaccinationsを参照。
グループ①(HIGH RISK OCCUPATIONS)
12月1日までに第1回目投与、12月31日までに第2回目投与
-医療施設
-国境(航空、鉄道、港運、輸送関連)
-遠隔地のアボリジニのコミュニティ
-警察
-消防・緊急サービス など
グループ②(CRITICAL OCCUPATIONS)
12月31日までに第1回目投与、2022年1月31日までに第2回目投与
-スーパーマーケット、食料品店、ベーカリー
-レストラン、パブ、バー、カフェ
-郵便局
-学校やチャイルドケア
-金融機関
-商業輸送施設
-ホテルやモーテル、その他の宿泊施設
-建築・建設施設 など
※ロックダウンが敷かれた場合
-酒屋やニュースエージェント
-ペットショップ
-卸売業者
-重要とみなされる第一次産業
-重要とみなされる工場、製造、生産業
-ジャーナリズムおよびメディアサービス など
(情報元:Facebook of Mark McGowan /西オーストラリア州首相会見録/西オーストラリア州保健省-7月20日)
 
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!今晩7月3日深夜0時01分でロックダウン解除へ!マスク着用義務は継続。
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!パースの4日間ロックダウン!初日6月29日の市街地周辺の模様(その2)
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!オーストラリア・パースの4日間ロックダウン!6月29日の初日の街の様子(その1)
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!3人目の市中感染者確認でパース4日間のロックダウンに!
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!ボンダイクラスターによる感染が豪州全域に影響か?!
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!シドニーのボンダイクラスターから飛び火か?パースでも市中感染者確認!
関連記事:【新型コロナウイルス関連】パース3日間のロックダウン後の移行制限措置の詳細について
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!予定通りパースのロックダウン措置は本日深夜27日0時01分で解除!
関連記事:【新型コロナウイルス関連】3日間ロックダウンの最終日。今後の方針は本日の会見で発表される予定
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!3日間ロックダウン中のパースで、新たな市中感染者1人を確認。
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!オーストラリア・パースのロックダウン発令翌日の街の様子を写真で見る。
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!オーストラリア・パース本日深夜より3日間のロックダウン措置へ。午後6時からはマスク着用義務。
関連記事:【新型コロナウイルス関連】パースのロックダウン解除に伴う2月14日までの移行制限措置詳細
関連記事:【新型コロナウイルス関連】【緊急速報!】オーストラリア・パース 2月5日(金)午後6時でロックダウン解除。マスク着用義務など継続する措置も。
関連記事:【新型コロナウイルス関連】感染者1人でロックダウンのパース市街地はゴーストタウン
関連記事:【新型コロナウイルス関連】オーストラリア・パース現地リポート!ロックダウンによるパニック買いが再び
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!パース5日間のロックダウン措置へ。今夜1月31日(日)午後6時から。