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【新型コロナウイルス関連】パース3日間のロックダウン後の移行制限措置の詳細について


 
3月24日に2名の新型コロナウイルス感染者が確認された。そして翌日に1人、新たに確認される。しかし、昨日の25日はゼロ。そして、本日26日の西オーストラリア州首相会見で「本日発表の市中感染者はいない」と西オーストラリア州のマーク・マガウワン(Mark McGowan)首相は公表した。これを受け、2021年4月24日深夜0時01分から『パース都市圏、ピール地方で行われていた3日間ロックダウン』は予定通り、本日深夜27日0時01分で解除される。

今回のロックダウンは、1月31日からの5日間のロックダウンよりも2日間短く、また制限地域もサウスウエスト地方が含まれずに範囲は小さかった。しかし、市中感染が見つかるなどして、一般市民にとっての危機意識は増しただろう。また、ウイルス感染源について既に諸説が挙げられているが、海外渡航や入国、ホテル検疫、そして連邦政府と州政府の関係についても今後、議論の焦点となっていくだろう。

さて、ロックダウンから平常へ移行する際の制限措置について、4月27日火曜日の0時01分から5月1日土曜日の0時01分までの4日間、適用される。その制限措置の内容は以下の通りとなる。

【パース都市圏とピール地方の5月1日(土)0時01分までの移行制限措置の詳細】

・外出の際のマスク着用義務(小学生、12才未満は着用しなくてよい)。

・外で激しいエクササイズをする場合のみ、マスクを外すことは認められる。

・小、中、高校、TAFEは通学が開始される。中学生以上や教員、スタッフはマスク着用が必要(小学生はマスク着用しなくてよい)。大学はオンライン授業。

・自宅やリモートで仕事が可能な場合は、引き続き在宅での仕事を推奨。

・コミュニティ・スポーツは、観客や見学者なしで再開可。インドアは場所の広さによって人数制限あり。

・プライベートでは屋内、屋外ともに最大20人までの集会制限。

・4平方メートルの収容制限(仕事場、公共交通機関、学校、スーパーマーケットを除く)。

・アウトドアのプレイグラウンドで遊ぶことも可能。

・ビジネスの再開可能(ナイトクラブ、カジノ、インドアのフィットネスセンターを除く)。

・カフェやレストランは、着席サービスのみ営業可。

・カフェやレストラン、シアター、エンターテイメント会場、美容室、ビューティーサロン、リクリエーションセンター、プールなど20人までの人数制限。

・結婚式、葬儀は100人まで(マスク着用すること)。

・待機的手術はカテゴリー1と緊急のカテゴリー2の手術に制限される。病院、老人介護施設、障害者介護施設への訪問は、必要な場合のみ。

・パース都市圏、ピール地方以外の地域への旅行も可能だが、マスクを着用すること。

(情報元:Facebook of Mark McGowan /西オーストラリア州首相会見録/西オーストラリア州保健省-4月26日)

 
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