落ち着いた分析力でチームに一言
スコアラー ミカマン


 幼少の頃、5歳違いの姉と一緒にでんぐり返しをし、姉は大きかったので足がガラスを突き破り何針も縫ったが、私はガラスまで足が届かず無事だった。小学生の時、自転車で坂を下っていて、前方で姉が吹っ飛んだので、驚いた私は転びながら急停車し、多少擦り傷を負った。しかし、工事用のロープが歩道に張り出していて、ちょうど首のところにロープがひっかかった姉は、首が絞められたような傷を負い、非常に気の毒だった。
 その時お医者さんに、「(まだ首も細かった私が)先に自転車で下っていたら、命は無かった。ラッキーでしたね」と言われた。他にも、車にぶつかって救急車に乗ったり(ムチウチで済んだ)、腕を折ったりしたが、何とか無事に生きている。でも逆に言うと、どう転んでもその時死んでいたとは思えない。ラッキーではなく、人は生きるべくして今、生きているのかもしれない。  人生は選択の連続だが、その見地から振り返ってみると、全てのことは決まっていたかのような気もする。オーストラリアで写真に出会い、この道で行こうと決めたのも、パースでしか出会えなかっただろう友人に会えたのも。そう考えると、ラッキーとは何なのだろうか。もしかすると、ラッキーなんて存在しないのかもしれない。ラッキーなんてただの犬の名前なのかもしれない…。 オーストラリアの広い広い夜空を見上げて、何億光年も離れた星のこと、宇宙の果てのことを考える。すると自分がまるでコテスロビーチの一粒の砂のように思えてくる。そんな一粒の砂が、人間の決めたちっぽけなルールの中で、一喜一憂して生きている。 もちろん何を選択していくかは自分だ。しかし、今あるラッキーに見えるもの、そうでなく見えるもの、全部ひっくるめて、今の自分にとって必要なことなのかもしれない。
そう考えれば、全然当たらないロトも、何とか冷静に受け止めることができる。
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