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【新型コロナウイルス関連】クリスマスショッピングよりも感染回避?!パース市街地の通りは閑散と。



 
12月に入ってクイーンズランド州のブリスベン、そしてタスマニア州のホバートでも新型コロナウイルスの市中感染者が確認された。これにより、市中感染者が確認されていないのは、オーストラリア国内では西オーストラリア州のパースだけだったのだが・・・。

 
12月17日にオーストラリアでは、パンデミック始まって以来の過去最多の感染者を記録。中でもニューサウスウェールズ州のシドニーではこの日、新たな市中感染者が2,213人、同州保険省は「このまま感染が広がり続ければ、1月下旬には1日当たりの感染者数は2万5,000人にまで拡大する恐れがある」と表明した。

そして、12月23日に“ついに”西オーストラリア州のパースで1人、そしてクリスマスイブの24日に更に5人の市中感染者が確認された。オーストラリアで唯一、水際対策を徹底的に強化し、いわば新型コロナウイルスからの無菌状態を維持してきた西オーストラリア州でも“With Covid-19”を突き付けられたことになった。西オーストラリア州政府は「安全なクリスマスを家族と共に過ごす」を目標に突き進んできたが、目前にして大願成就へは届かなかった。

23日の午後6時からマスク着用義務が敷かれるも、家族が一堂に会するクリスマスでのホームパーティにおけるマスク着用は免れた。クリスマス前日の24日は、例年ではクリスマスショッピングで多くの人が賑わいを見せるパース市街地だが、感染を恐れたのか、またこの日は熱波の関係で日中は38度まで気温が上がったこともあり、人出はまばらだった。24日、クリスマスイブのパース市街地を写真でお届けする。
 
 

【ビルとビルの間からも刺すような日差しは照り返しで更に暑さを増す。明日の25日、クリスマスの最高気温は43度、翌日のボクシングデーは44度まで上がると予想されている】
 


【クリスマスで装飾されたMurray Street MallとMurray Street。華やかな色合いとは対照的に人出がまばらで寂しさすら感じられた。一方、郊外のショッピングセンターやスーパーマーケットでは、買い物客で賑わったとの報道もあった】
 


【屋内施設ではマスク着用義務が敷かれたが、通りを歩く人のほとんどがマスクを着用していた】
 

【利用客の姿はほとんどなかったPerth Underground Station】
 

【Hay Street Mallでもクリスマスショッピング客の姿はあまり見られなかった】
 

【綺麗に装飾されるも、人通りは全くなかった市街地に位置するアーケード】
 

【パース郊外のパブ。仕事納めで同僚と語らう姿も、今年のこの日はなかった】
 


【23日に確認された市中感染者も訪れたとされるナイトクラブが位置するNorthbridge。この日は人通りはほとんどなく、静まり返っていた】

 
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