オーストラリアと日本をつなぐリンク・メディア『パースエクスプレス』

【新型コロナウイルス関連】速報!西オーストラリア州の州境、国境閉鎖解除の延期を発表!



 
本日1月20日(木)、パース時間の午後7時半、マーク・マガウワン(Mark McGowan)西オーストラリア州首相は緊急会見を行い、2月5日に予定されていた西オーストラリア州の州境、国境閉鎖解除を延期することを発表した。
 
会見では、マガウワン州首相は「2月5日に予定されていた州境、国境閉鎖解除プランは、新型コロナウイルス変異株であるデルタ株のデータに基づいていたが、発表後の昨年2021年12月にオミクロン株が出現し、国内東海岸での症例数、入院患者数、死者数など予期せぬ緊急事態を引き起こしている。現時点で州境、国境閉鎖を解除することは、無謀で無責任なことである」と述べ、「残念ながらオミクロン株への感染は、ワクチンを2回接種していても防ぐことができず、3回目の接種が必要と思われる。そして、5才~11才の子どもへの接種も重要であり、この延期によってより多くの人がワクチン接種を受け、感染から身を守ることができるだろう」と話した。

西オーストラリア州内では1月31日に新学期を迎える。それも受け、最近では州境、国境閉鎖解除を遅らせるという提案に賛成、反対という一般市民の意見が、ラジオやソーシャルメディアで連日伝えられており、医療従事者やホスピタリティ業界、教師、保護者などが情報を求めていた。また、西オーストラリア州の医師会や看護師連盟も病院システムの準備が整っていないと繰り返し懸念を表明していた。
 
<西オーストラリア州の2月5日からの新しい移行計画の主な内容>

<国内、他州からの入州>
G2Gパスの承認、3回のワクチン接種(3回目の接種を受ける資格がない場合は2回接種)、出発24時間前に迅速抗原(RAT)検査の陰性結果証明、14日間の自主隔離(自主隔離する際、同居人も同様の要件が適用)、到着から48時間以内と12日目のPCR検査、同居人も12日目のPCR検査、G2G Nowアプリの使用義務と必要に応じて州警察による対面チェックが必要となる。

注) 2月5日より西オーストラリア州への入州許可の免除基準が変更される。西オーストラリア州への帰州や家族がいる場合、葬儀や緩和ケア、末期のお見舞い、承認された旅行者の家族などが考慮される。

<海外からの入州>
連邦政府の定める要件を満たす必要がある。14日間のホテル隔離またはホテル隔離7日間と適切な施設で7日間の自主隔離。1日目、6日目、9日目、12日目のPCR検査、同居人も12日目のPCR検査、G2G Nowアプリの使用義務と必要に応じて州警察による対面チェックが必要となる。
 

【西オーストラリア州政府発表の2月5日からの新移行計画】

 
関連記事:【PR】新型コロナワクチン接種プログラム最新ニュース
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!パースで感染者確認。市中感染の懸念!屋内施設でのマスク着用義務を発表
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!西オーストラリア州政府発表。2022年2月5日(土)州境、国境閉鎖解除へ
関連記事:【新型コロナウイルス関連】ついに西オーストラリア州が国境再開を目指したロードマップを発表!
関連記事:【PR】妊娠と新型コロナワクチンの関係とオーストラリア国外で接種を受けた方のための情報
関連記事:【新型コロナウイルス関連】オーストラリアのNSW州とVIC州は11月1日から国境開放へ!
関連記事:【PR】新型コロナワクチンは12歳以上なら誰でも無料で受けられます
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!西オーストラリア州政府「新型コロナウイルスワクチン接種義務化となる職種」を発表!
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!今晩7月3日深夜0時01分でロックダウン解除へ!マスク着用義務は継続。
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!パースの4日間ロックダウン!初日6月29日の市街地周辺の模様(その2)
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!オーストラリア・パースの4日間ロックダウン!6月29日の初日の街の様子(その1)
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!3人目の市中感染者確認でパース4日間のロックダウンに!
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!ボンダイクラスターによる感染が豪州全域に影響か?!
関連記事:【新型コロナウイルス関連】速報!シドニーのボンダイクラスターから飛び火か?パースでも市中感染者確認!







関連記事