隊長「ところで、和食に欠かせないモノと言えばなんじゃ」
モヤシ「はい、隊長。しょう油でしょ、味噌でしょ、豆腐でしょ…ネバネバの納豆食べたいなあ…」
隊長「そうじゃ。それらに共通するものと言えば何じゃ?」
モヤシ「…旅館の朝ご飯?」
隊長「ばっかもーんっ、豆じゃ豆じゃ、大豆じゃー。大豆は日本の暮らしに欠かせない基本素材なのじゃあぁぁぁ!」
隊長「おまえのリクエストに応えて、納豆を作るぞ」
モヤシ「ところでパースで納豆菌は手に入るんですか?」
隊長「ムズカシイだろう、なにせ菌だからな。税関で説明できるヤツがいたら見てみたい」
モヤシ「では、どうやって納豆を…?」
隊長「冷凍納豆じゃー!!」
モヤシ「がくっ」
隊長「何をコケとる。冷凍納豆ひとつで、フレッシュな納豆が何倍もできるんじゃ」
モヤシ「でも、隊長、納豆は発酵したものでしょ?それでもフレッシュと言えるので…」
隊長「うるさい、つべこべ言わず、大豆を買ってこーい!」
①煎る 300gの大豆を、油をひかないフライパンに入れて、何となくコゲ目がついて茶色になるまで煎る。15分ほど弱火で。
②砕く ボールに入れて固いもので好みの大きさになるまで叩きくだく。根性のいる仕事じゃ。
③浸す 豆の倍の量の水に、一晩浸けておく。
④蒸す 豆を洗濯ネットなどに入れて、40分ほど中火で蒸す。蒸し器がなければ深い鍋にお湯を入れ、お湯がかぶらないように皿を入れてその上に豆を置いて、フタをすればよいのじゃ。
⑤発酵させる 豆が熱いうちに冷凍納豆を混ぜる。タッパーに入れて40度くらいの温度を保ちながら1〜2日発酵させれば、ネバネバ納豆じゃ。隊長はクーラーボックスの中にペットボトルにお湯を入れてインスタント温室を作ってみたのじゃ。発泡スチロールの箱でもグッドじゃぞ。
モヤシ「うーん隊長、このネバネバ、フレッシュですう」
隊長「豆を煎ってあるから、香ばしいだろう。そうめんやソバにのせたり、天ぷらにしてもおいしいぞ」
モヤシ「このおいしさ、ネバー忘れられませんー」
隊長「その冗談は面白くない!」
モヤシ「シュン…」
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