モヤシ「隊長。パースのビーチは本当にきれいですねえ」
隊長「ん、んんっ、んんんーっ」
モヤシ「どっ、どうしたんですか、隊長！」
隊長「ひらめいたぞ。和食の知恵がひらめいたぞ」
モヤシ「ええっ、ビーチで和食のヒラメキ…刺身かな、焼き魚かな、煮魚かな」
隊長「海から和食と言えば、豆腐じゃ〜っ」
モヤシ「…えええっ？」
隊長「豆腐を作るには、豆乳とニガリが必要なのじゃ」
モヤシ「豆乳は大豆から作るんですよね。ん？　ニガリって何からできるんでしょう？」
隊長「海水から塩を取った残りがニガリじゃ。昔、豆乳に味をつけようと塩を足したら固まったのが豆腐の始まりじゃ」
モヤシ「すごーい隊長。いったい何百年生き続けていらっしゃるんですか？」
隊長「…ワシは仙人ではないっ！」

①海水収集…ビーチに行って海水を2リットル取ってくる。 隊長のお気に入りは、シティビーチじゃ。
②カルシウム除去…ペーパータオルかコーヒーフィルターで海水を漉してゴミを取り、鍋で湧かす。10分の1の量になるまで水を飛ばし、再びペーパータオルで漉す。紙に残ったモノはカルシウムじゃ。
③ニガリ収集…漉した塩水を再び鍋で中火にかける。さらに10分の1くらいになると、キラキラした塩が見えて、底が白くなる。そこで、またペーパータオルで漉す。紙に残ったモノが天然塩、漉した液がニガリじゃ。