【Photo: ©All Nippon Airways Co., Ltd.】
 
2019年9月1日に日本の航空会社として初めて「パース―成田」直行便を開設した全日本空輸株式会社（All Nippon Airways Co., Ltd.／ANA）。しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴い2020年3月24日に同月29日からその「パース―成田」直行便の運休を発表した。以後、今年2021年10月30日までは運休予定となっているが、一方、新型コロナウイルス対策における“衛生・清潔への取り組み”を徹底して行っているANAは、SKYTRAX（スカイトラックス）社が運営する『COVID-19 Airline Safety Rating』においてアジアで初、最高評価の5スターに認定された。

1989年に創立された英国ロンドンに拠点を置く航空業界の格付け会社『SKYTRAX』は、2020年に乗客へのサービスに関する世界最高評価「5スター」の航空会社としてANAを認定していたが、この度、同社運営の『SKYTRAX COVID-19 Airline Safety Rating』でも最高評価である「5スター」を授与した。『SKYTRAX COVID-19 Airline Safety Rating』とは、2020年8月から同社が開始した航空会社の新型コロナウイルス対策のレーティングとなっている。

この「5スター」は、エアバルディック、オマーン航空、カタール航空が既に認定されており、世界の航空会社ではANAが4番目の獲得、アジアの航空会社では初めてとなった。

『SKYTRAX COVID-19 Airline Safety Rating』は、空港のチェックイン、搭乗、機内、到着までのサービスの衛生面、ソーシャルディスタンス、衛生・清潔な環境を維持するための機内空調や清掃の基準など190以上の調査項目で審査されており、ANAではあらゆるシーンで清潔・衛生的な環境を提供する新型コロナウイルス感染予防対策『ANA Care Promise』の取り組み、またそれらがお客様に提供される際にしっかりと維持されていることが評価された。

ANAが取り組むその『ANA Care Promise』は、マスク着用、ソーシャルディスタンス確保、アルコール消毒、ポスターなどによる掲示などが、プリトラベルからポストトラベルまで一貫して乗客に提供されている試みでもあり、その点も高く評価され、受賞の理由ともなった。
 

【マスクを着用してサービスを提供する客室乗務員（Photo: ©All Nippon Airways Co., Ltd.）】

 
情報元・参考：ANA広報部のANA NEWS
 
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