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ガイドのPaulineさん |
Rottnest Islandに生息する有袋動物クウォッカ。島の名前の由来ともなっているこの小さな人気者を探すツアーがあると聞き、集合場所へ急行。集まった人達は、「これからクウォッカを探すんだ!」というワクワク感からか、どことなくみんな楽しそう。
ガイドのPaulineさんについて、ショッピングモール、ミュージアム横のDigby
Driveを抜け、白人墓地であるRottnest Island Cemeteryへ。クウォッカが食べない草“Onion tree”の説明を受けつつ、島で使用される水の60%を占めるGarden
Lakeへ向かい、横に作られた細い歩道を歩きながらクウォッカを探す。観光客の影響でポテトチップスを食べる姿が度々目撃され、雑食?と思われがちなクウォッカ。しかし、彼らは元々草食動物で、島のあちらこちらに張られているフェンスは、クウォッカに木の芽などを食べられないためのものだそうだ。
そして遂に、木の下で眠っているクウォッカを発見!感動のご対面にそれまで「ドコだドコだ?」とキョロキョロ探していた参加者の雰囲気が和やかに。彼らを起こさないように、そっと近付き写真撮影をする。話す音量も思わずヒソヒソ声となってしまった。
クウォッカは、植物の枝が重なって出来たトンネルに住む。観光客に毎日会っているせいか、彼らは警戒心が薄いように見える。が、可愛い見た目についつい手を伸ばすと、噛まれそうになった。意外に凶暴という驚きの事実・・・。
モールやホテルに現れる人慣れたクウォッカとちょっと違い、少し離れたところにいるクウォッカは安全距離を保ちつつ、こちらの動きを窺う感じを受けた。彼らはやっぱり、野生動物なのだ。
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