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ガイドのMariaさん |
爽やかな気候の下、薄緑のコテージが目印のインフォメーション・センター入口に到着すると、何と今回の参加者は私達2人のみ。ツアーガイドのMariaさんとマン・ツー・マンでのツアーとなった。
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Willem De Vlamingh
の銅像 |
歩き出して程なく目の前に現れたスワン川。オランダの探検家Willem De Vlaminghがこの川に群れるブラックスワンを見て名付け、公園内にはそれを記念する像が立っていた。そして、右手に川を眺めながら歩いていくと、Henry
Camfieldの銅像が。Burswoodの開拓者である彼は、彼の両親が住んでいたイギリスのKentにある地名から、この地を“Burswood”と命名したそうだ。
Mariaさんについて歩きながら周りを見渡す。気持ちの良い天気に、ピクニックに来ている家族の姿もちらほら見える。公園内に点在するモニュメントの説明が続く中、Mariaさんが立ち止まったのは“Hopscotch”の前。“Hopscotch”とは日本で言うケンパ&石蹴り遊びで、「こうやってやるのよ。昔はよく遊んだわ」と実演してくれるお茶目な一面も見せてくれた。
2000年シドニー・オリンピック開催の時、聖火リレーがこの公園の近くを通った記念に建てられた銅像と記念碑に到着。この記念碑にはオリンピック参加者の名前が刻まれているらしく、なるほど、かの有名な水泳選手の名前も発見。全部を見ることはできなかったけど、知っている名前を探すのは結構楽しいかもしれない。
Burswood Parkには40種以上の野鳥が生息していて、Mariaさんは野鳥の説明もしてくれる。事前に配られたブローシャーには、Burswood
Parkに生息する野鳥の種類が絵入りで詳しく記載されていて、野鳥観察にも絶好の場所である一面も見ることができた。
Burswoodというと、真っ先に思い浮かぶのは“カジノ”というイメージが強いけれど、この“カジノ”の周辺に広がるBurswood
Parkは緑の草木と色とりどりの花に溢れる野鳥の宝庫。空の青、芝生の緑、そして川越しに見えるパースの街がとても印象的で、シティのすぐ近くなのに空気が美味しい。良く歩き、良く学んだ後のおにぎりとお茶(どちらも持参。悪しからず)は格別!
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