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ガイドのJennieさん |
晴れやかな空、そよそよと頬をなでる風が気持ちいい、まさにウォーキング日和の日に、やってきましたKings
Park。言わずと知れた、パース市民の憩いの場所。広大な敷地には緑が溢れていて、シティのすぐそばなのに別世界。ここに来たら、やっぱり自然を満喫しなきゃ嘘でしょ!ということで、Kings
Parkの植物を鑑賞しながら公園内を巡る「Botanic Garden Walk」に参加した。
花時計のそばにあるポイントに集合後、早速Botanic
Gardenを目指して歩き出す。「枝を覆っている白いものは、木にとって日焼け止め効果があるのよ」「この葉はいい香りがするの」。向かう途中にも、道々にある植物の説明を熱心にしてくれるガイドのJennieさん。
そしていよいよ、Botanic
Gardenの中へ。敷地内は、植えられている植物やその特徴によっていくつかのエリアに分かれている。まずは、Banksia Garden。ここには
西オーストラリアに生息する種類だけが植えられている。と言っても、全77種の内、62種が西オーストラリアだけに咲いているらしいので、ここでほぼ全てのバンクシアが見られると言っても過言ではないだろう。しかも、咲くシーズンは種類によって違うので、いつ行っても色々なバンクシアを
楽しむことができるのだ。
噴水のきらめきがキレイなPioneer Woman's Memorial Parkを通り過ぎ、Acacia
Gardenに到着。ここに咲くアカシア科のWattleはオーストラリアの国花。 黄色のキレイな花をたくさんつけていた。Wattleのいい香りの余韻を楽しみつつ、気付けばだんだんと深い森の中へ。今日は少し暑いくらいの陽気だったけれど、ここは涼しい。Jennieさんによると、森の外と比べると10度近くも温度が低くなるそうだ。
ツアーの途中、何度かブッシュの中へ入って説明をしていたJennieさん。しかし、これはガイドのみが許されていて、
参加者は立ち入り禁止。思わずついて行きたくなる気持ちを抑え、歩道の上から外れないように、植物を観察。公園内には至る所に看板があって、自分で植物の名前を学習できるようになっている。鳥のさえずりに木の葉のざわめきと、自然に癒された2時間だった。
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