オオヒキガエルの大陸侵略 オオヒキガエルの大陸侵略 オオヒキガエルの大陸侵略
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被害を受けている動物たち 日本や世界の事例 コラム
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【分布】 オオヒキガエルは1978年に害虫駆除のために移入され、現在は小笠原諸島、石垣島、鳩間島で生息が確認されており、西表島でも単体の発見が相次いでいる。

【被害と対策】 西表島では、コガタノゲンゴロウなど希少な昆虫の被捕食例が報告されている他、国の天然記念物であるイリオモテヤマネコへの影響も懸念されている。鳩間島では、天然記念物のオカヤドカリへの被害も報告されている。政府はこの被害を深刻に受け止め、2005年にオオヒキガエルを特定外来生物種に定め、石垣島における根絶と周辺域の生息密度の低下を目指している。根絶する手法は確立されていないが、鳩間島では柵で繁殖池を囲み繁殖を防ぐことに成功している。その他の島については、オオヒキガエルの侵入を防ぐ監視体制を強化している。

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オオヒキガエルは、オーストラリアの他にも西インド諸島やハワイなどに導入され、各地に被害をもたらしている。ハワイではオオヒキガエルに噛み付いた犬の死亡が50件ほど連続して報告され、西インド諸島などではオオヒキガエルや加熱した卵を食べた人の死亡も確認されている。アメリカ合衆国フロリダ州では、意図せずオオヒキガエルが移送され、地域の生態系が大きな被害を受けている。

  資料提供:The Department of Environment and Conservation / FrogWatch Nth / Australian Museum / Department of the Environment and Heritage / WA Department of Agriculture and Food / NSW Department of Environment and Conservation / Queensland Government / Northern Territory Government

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