“学校では教えてくれない「知っ」て「得」する、リアルなオージーの活きた日常英会話を紹介していきます!”
普段の生活の中で困ったことが起こったとき「とっさに英語で何て言えばいいのかな?」と悩むことがあるはず。今シリーズでは「その時」に使える英語のフレーズを紹介。
Lesson 10は、スポーツ編です。今回はオーストラリアならではの、今の季節(秋と冬)に行われているスポーツを3つ紹介し、次回と合わせ2回でお届けします。
AFL
Australian Football League(AFL)はオーストラリアの国民的スポーツの一つ。毎年、3月~9月頃がシーズン。西オーストラリア州に本拠地を置くのは2つのチーム。
*SCENE 1
1992年、1994年、2006年にリーグ優勝歴を誇るWest Coast Eagles(ウェストコーストイーグルス)。
The Eagles are on fire this year. Do you think they can win the Grand Final?
訳:今年のイーグルス絶好調だね。優勝できると思う?
注)ウェストコーストイーグルスは、Australian Football League(AFL)、通称フッティの加盟チーム。パースに本拠地を置き、1986年に創設された。
*SCENE 2
パープルアーミー「紫軍団」と言われるぐらいFremantle Dockers(フリーマントルドッカーズ)のファンは紫を着て、試合を観戦する。
Get something purple ready, I’m taking you to the Dockers’ match this weekend.
訳:紫色の服を用意して!今週ドッカーズの試合に連れて行くよ。
注)フリーマントルドッカーズはイーグルス同様、Australian Football League(AFL)の加盟チーム。フリーマントルに本拠地を置き、1995年に加盟した比較的歴史の浅いチーム。
Netball
ネットボールとは、バスケットボールのルールを基準に女性が競技できるよう改良されたスポーツ。特徴として、基本動作はパスとシュートで、ドリブルは禁止。バスケットゴールの後ろの板が設置されていないリングのみのゴールを使用する。West Coast Fever(ウェストコーストフィーバー)はパースに本拠地を置くチーム。
How good is Fowler? She never misses.
訳:ファウラー選手、上手過ぎないか?ゴールを外すことないもんね。
注)National Netball Leagueは毎年、4月~8月頃がシーズン。2017年より冠スポンサーが変わり、全豪で8チームが参戦している。
Rugby
ラグビーW杯でも2度の優勝と2度の2位を誇る常勝国のオーストラリア。そしてパースに本拠地を置くラグビーチームがWestern Force(ウェスタンフォース)。
I heard the Force are taking on a Japanese team. Shall we go?
訳:フォースは日本のチームと対戦らしいよ。観に行こうか?
注)昨シーズンをもってラグビー最高峰リーグ(Super Rugby)から除外させられたウェスタンフォース。現在、Western Forceのオーナーが発起となり、World Series Rugbyを独自開催し、2018年8月17日に日本のパナソニックワイルドナイツがパースに訪豪して対戦することが予定されている。
スティーブさんより
今回と次回の2回に分けて、スポーツ編をお届けします。オーストラリアは“スポーツ大国”と言われていますが、日本ではあまりメジャーではないスポーツがここでは人気です。ぜひ、パースにいる間はオーストラリアならではのスポーツをやってみたり、観戦したり、楽しんでみて下さい!
Steve Nishioka
生まれも育ちもパース。高校卒業後、日本語を勉強し、パースの大学在学中に関西外国語大学へ留学。その後、再びワーキングホリデービザで訪日。そして、JETプログラムの国際交流員として栃木県の馬頭町(現:那珂川町)に3年間住む。帰国後、社会言語学の研究論文を終え、パースの日本人に英語を教える。