“学校では教えてくれない「知っ」て「得」する、リアルなオージーの活きた日常英会話を紹介していきます!”
普段の生活の中で困ったことが起こったとき「とっさに英語で何て言えばいいのかな?」と悩むことがあるはず。今シリーズでは「その時」に使える英語のフレーズを紹介。
Lesson 11は、スポーツ編の続編です。前回は秋と冬のスポーツをお届けしましたので、今回は春と夏に行われるスポーツを2つ、紹介します。
Cricket
オーストラリアにおける国民的スポーツとも言える、クリケット。国内リーグ(Big Bash League)は、毎年12月~2月頃にかけて行われ、州や代表戦も夏の風物詩となっている。
*SCENE 1
パースに本拠地を置くクリケットのクラブチーム、Perth Scorchers(パーススコーチャーズ)。
Sorry for the Dad joke but the Scorchers are on fire.
訳:ダジャレで申し訳ないけど、スコーチャーズは燃えてるね。
注)パーススコーチャーズは、過去7シーズンでリーグ1位が3回、ファイナルシリーズで3回の優勝を誇る国内きっての強豪チーム。
*SCENE 2
西オーストラリア州を代表するクリケットチームは、Western Warriors(ウエスタンウォリアーズ)。
Let’s hope the new coach can continue the great results from recent years.
訳:新しいコーチになっても今までの良い結果が続くといいな。
注)2018年5月にウエスタンウォリアーズの新コーチにAdam Voges氏が就任すると発表されている。
*SCENE 3
クリケットのオーストラリア代表チームは、過去ワールドカップで5回も優勝している最強チーム。
Australia versus India for the Boxing Day Test this year. They are expecting 90,000 people on day 1!
訳:今年のボクシング・デー試合は、オーストラリア対インドだ。初日の観客数9万人と予想されている!
注)「Boxing Day Test」は毎年恒例のボクシングデー(12月26日)にMCG(Melbourne Cricket Ground/メルボルンクリケット場)で行われる代表戦の国際試合。試合は5日間(30日まで)続く。
Soccer(Football)
サッカーの国内リーグ(A-League)は毎年10月~5月頃にかけて行われ、女子のリーグはW-Leagueと呼ばれている。
*SCENE 1
Samantha Kerr(サマンサー・カー)選手は、パースに本拠地を置くW-LeagueのPerth Glory(パースグローリー)に在籍している選手。
I’m hoping for a Samantha Kerr goal followed by one of her famous back-flip celebrations.
訳:サマンサー・カー選手のゴールと恒例のバク転を期待していますね。
注)サマンサー・カー選手は、女子オーストラリア代表(通称Matildas/マチルダ)選手でもあり、世界でも注目を浴びているストライカー。
*SCENE 2
Perth Glory(パースグローリー)は、パースに本拠地を置くA-Leagueのサッカークラブチーム。
The Glory are taking on the English FA Cup holders Chelsea on the 23rd of July. Shall we go?
訳:パースグローリーがイングランドのFAカップ優勝チームのチェルシーと7月23日に試合だって。観に行こうか?
注)Perth Stadium(Optus Stadium)のこけら落としイベントの一環として、オフシーズンを利用してパースグローリーがイングランドの世界でも強豪チーム、チェルシーとフレンドリーマッチを行う。
*SCENE 3
サッカーオーストラリア代表は、通称Socceroos(サッカルーズ)として親しまれている。
The 2 Western Australian defenders did a good job at the World Cup.
訳:ワールドカップで西オーストラリア出身の2人のDFの活躍は良かったね。
注)2018年のワールドカップ・ロシア大会出場のオーストラリア代表。その代表チームのDF、Joshua RisdonとTrent Sainsburyは西オーストラリア州出身。両選手は、全3試合ともスタメン・フル出場だった。
スティーブさんより
AFL(フッティ)、ネットボール、ラグビーに続いて、今月号はクリケットとサッカーです。好評につき、次号ではまた別のスポーツでお届けする予定です。ご期待ください!
Steve Nishioka
生まれも育ちもパース。高校卒業後、日本語を勉強し、パースの大学在学中に関西外国語大学へ留学。その後、再びワーキングホリデービザで訪日。そして、JETプログラムの国際交流員として栃木県の馬頭町(現:那珂川町)に3年間住む。帰国後、社会言語学の研究論文を終え、パースの日本人に英語を教える。