日豪における姉妹都市交流の振興に携わる関係者を集め、意見交換による交流会(Promotion of Exchange Between Japan and WA at Local Levels)が在パース日本国総領事館主催のもと開かれた。
2018年2月21日、在パース日本総領事公邸にて姉妹都市提携を結んだり、交流を実施している西豪州の自治体、また振興に携わる各協会関係者が在パース日本国総領事館の招待を受け、一堂に会した。オープニングでは、平山達夫在パース日本国総領事の開会の挨拶が行われ、その後、来賓の西豪州首相代理のBill Johnston鉱山石油/商務・労使関係/選挙管理/アジア関係大臣が、姉妹都市が果たす役割と将来性、また上坊勝則自治体国際化協会シドニー事務所所長がプロジェクターを使い、日豪姉妹都市関連の近況をプレゼンテーションした。そして、Jan Teasdale姉妹都市オーストラリア副会長は、自身の経験をふまえた姉妹都市による異文化交流の重要性について語った。
前出の上坊所長によると日本の自治体による姉妹都市提携数の1位はアメリカ、2位は中国、3位は韓国で、次いで4位がオーストラリアとなっているが、一方、オーストラリアにおける姉妹都市提携数は、2位の中国を大きく上回り1位が日本となっている。ただ、国内をみると、ニューサウスウェールズ州は128の自治体がある中、そのうちの40もが日本の自治体と姉妹都市提携を結んでいるが、西豪州は140の自治体で、11の自治体のみの提携に留まっているといった数字も紹介され、西豪州のこれからのポテンシャルも指摘された。
・西オーストラリア州と兵庫県
・パースと鹿児島市(鹿児島県)
・フリーマントルと横須賀市(神奈川県)
・ブルームと太地町(和歌山県)
・ベルモントと足立区(東京都)
・バンバリーと世田谷区(東京都)
・バッセルトンと杉戸町(埼玉県)
・ロッキンハムと赤穂市(兵庫県)
・ジェラルトンと湖西市 (静岡県)
・アルバニーと富岡市(群馬県)
・アルバニーと日南市(宮崎県)
<全11自治体>