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飲茶とは何ぞや?
点心を食べる
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中国茶を飲む
 

"飲茶"と聞いて「お茶を飲むこと?」と思う日本人は今やほとんどいないだろう、と言うくらいに"飲茶"は私達日本人の間でポピュラーになっている。その"飲茶"は約100年前に中国の広東省で誕生。その名の通りお茶を飲むことが本来の目的で、お茶と一緒に"点心"を食べてのんびり過ごす、西洋で言う"ティータイム"を指していた。しかし、今では「飲茶をする」と言うと、種類豊富な点心の数々を想像してしまうほど、"飲茶"="食べる"の図式が浸透。本場中国はもちろん、世界中に食事スタイルが広まっている。

飲茶の故郷・広東省
飲茶の生まれた広東省は、古くから外交が盛んであり、恵まれた気候で食材が豊富であったため、中国の中でも特に食文化が発達。新鮮素材の味を生かす料理が多く誕生した。白身魚をそのまま姿蒸しした"清蒸鮮魚"、"叉焼肉(焼き豚)"、高級料理"フカヒレの煮込み"は広東料理の代表料理。まさに、「食在広州(食は広州に在り)」なのだ。ちなみに、グルメ天国・香港は元々広東省の一部。ここも飲茶が盛んな土地だ。
日・豪・中で "ヤムチャ"
日本では「飲茶」、オーストラリアでは「Dim Sum」、中国では「飲茶」「早點(午前中に食べる)、午點(午後)、晩點(夜)」と言う。"飲茶(ヤムチャ)"は広東語の発音で、地域や場合によって「お茶を飲むこと」と解釈することもある。
日本で飲茶
かつて、飲茶を食べれるのは中華街の数店だけだった日本。しかし最近は、ミスター○ーナツに飲茶メニューがあったり、冷凍食品で売り出していたり、回転寿司ならぬ回転飲茶が出てきたり・・・、とかなり身近なものになっている。それでも、"これぞ飲茶"と感じるワゴン式のサービスをやっているお店は少なく、『飲茶やってます』と掲げるレストランもランチセットでウン千円だったりと、日本の中では"飲茶は高い"イメージがあるようだ。ちなみにパースでは1皿3ドル前後で自由に選べ、日本より断然気軽に飲茶が楽しめる。

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