[第3節] 準備とパフォーマンス
自己の不注意によるものばかりが、けがとは言えない。プロの世界でしのぎを削るということは、相手によってけがを負わされるという可能性も十分あり得る。 「けがをしないために、事前に準備できることはキチンとやる。でも、自分だけ準備していても、けがをもらうこともあります。もらわないためには、特に自分の場合、体が小さく、細いので、体の使い方が大切となります。体の使い方が上手でなければ、それなりにけがをしてしまう。体の大きいオーストラリア人を相手にした時、もし相手がボールを取りに来て、まともに自分も行けば、吹っ飛ばされることは分かりきっていることです。そこで、相手の力を逆に利用して、体を使い、けがをもらわないようにしています」 |
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