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[第15節] 信仰とサッカー

人生を生きていく上で、試行錯誤は必ずあるでしょう。でも、もし自分を強くしたい、生き方を変えたい、と思っていても、実行に移さなければダメ。臆病になってはいけない。人生に勝つために、恐れず、大胆不敵にやる。自分の場合、信仰によって、自分自身の強さを引き出す方法を知りました。人がいて、自分がいる。自分のことを助けてくれた人がたくさんいる。支持してくれた人がたくさんいる。その人達を代表して、自分がサッカーをやっています。だから、還元もしていかなければならない。得たことを還元する。今回のヴァンフォーレ甲府との契約が切れた後、もしかして何もなくなってしまうかもしれない。でも、自分の生まれた国のトップリーグでサッカーができる喜び。苦難が待ち受けているかもしれないが、苦難は乗り越えるためにある。だから、人生は楽しい。」



(文責 今城康雄)

石田 博行
1979年8月31日生まれ、神奈川県出身。中学卒業後、単身ブラジルへ。3年の後帰国し、Jリーグ、シンガポールのSリーグとプロ契約。2001年にシドニーのオリンピック・シャークスに移籍。主力選手としてチームの優勝、準優勝に貢献。2004年にパース・グローリーと契約。172cm、64kg。