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【パースエクスプレス・マガジン】西豪州から日本へ(JETプログラム)

今年で32年目となる「語学指導等を行う外国青年招致事業(The Japan Exchange and Teaching Programme/略称:JETプログラム)」の歓送レセプションが2018年7月26日、在パース日本総領事公邸にて行われた。今年度のJETプログラムには、西豪州から18名が参加した。

取材協力:在パース日本国総領事館

 

JETプログラム参加者17名(1名欠席)と、平山達夫パース日本国総領事、John Quigley法務大臣、Kyran O’Donnell影の先住民問題大臣、赤岩弘智自治体国際化協会シドニー事務所所長、『JET Alumni Association of WA』の会長、Will Perera氏との記念撮影。


 

 レセプションでは、JETプログラム参加者へ平山達夫パース日本国総領事、西豪州首相代理のJohn Quigley法務大臣、野党党首代理のKyran O’Donnell影の先住民問題大臣、赤岩弘智自治体国際化協会シドニー事務所所長から激励の言葉が贈られ、またJETプログラム同窓会組織の『JET Alumni Association of WA』の会長、Will Perera氏からもはなむけの言葉が贈られた。本年度の西豪州からの参加者の内16名は、語学指導に従事する外国語指導助手(ALT:Assistant Language Teacher)として、2名は国際交流員(CIR:Coordinator for International Relations)として日本の各地小学校や中学校、高等学校や地方公共団体の国際交流担当部局等に配置される。

 

激励のスピーチを行う、左から平山達夫パース日本国総領事。

 

John Quigley法務大臣。

 

Kyran O’Donnell影の先住民問題大臣。

 

赤岩弘智自治体国際化協会シドニー事務所所長。

 

はなむけの言葉を贈る『JET Alumni Association of WA』の会長、Will Perera氏。

 

西豪州からのJETプログラム参加者の一人、Jake Davisさんは国際交流員(CIR)として岡山県奈義町へ配置される。JETプログラムに参加するにあたって、抱負を伺った。

 

 
「日本語は約6年間、勉強しています。日本へは過去4回、行ったことがあります。今回のプログラム参加は、敬語を含めた日本語の上達はもちろんですが、日本文化を現地にて肌で感じたいと思ったからです。そして、日本から自分の国、オーストラリアを見てみたいと↗思ったのも理由の一つです。自分が配置される岡山県奈義町は出生率が非常に低く、かつ人口も減っている地域です。日本ではそういった所での市民活動を勉強して、自分が任される役場での通訳や催し物のお手伝い、学校での英語教師などを通して、その後の経験の一つにできればと思っています」
 

【JETプログラム】
JET プログラムは、「語学指導等を行う外国青年招致事業(The Japan Exchange and Teaching Programme)」の略称で、総務省、外務省、文部科学省及び一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)の協力の下、地方公共団体が主体となって実施している国際的人的交流事業。昭和62 年度にアメリカ合衆国、英国、オーストラリア連邦、ニュージーランドの4カ国から848 名の外国青年を招致してスタートしたJET プログラムは、今年度に32 年目を迎え、54ヵ国の参加者5,528人へと大きく発展している。
【JETプログラム・ウェブサイト】http://jetprogramme.org/ja







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