比較的雨が多かった9月が終わり10月に入りやっと暖かくなってきましたね。最近の隊長は花粉症で鼻がムズムズ…、毎年のことながらくしゃみ＆鼻水の多い毎日です。2018年も残り3ヶ月を切り、間もなく始まるクリスマスのデコレーションと共に2019年へのカウントダウン開始（速い！）ということで今月はちょっと気が早いですがパースで毎年開催されるテニスイベント『ホップマンカップ』のお話。

 
ホップマンカップといえば出場国8カ国によって行われる男女混合の国別対抗戦。毎年年末年始にパースで開催され、女子単・男子単・混合複の3試合で先に2勝した方が勝ち。2組に分かれて総当たりを行いトップ国同士で決勝となる。ATP（男子プロテニス協会）、WTE（女子プロテニス協会）の公式戦ではないため、年間ポイントは付かないものの近年はオフシーズン明けに全豪オープンに向けた調整もかねて強豪選手が出場することで知られている。
 
昨年は日本からは杉田祐一選手と今をときめく全米女王の大坂なおみ選手が出場。フェデラー師匠の率いるスイスチームと熱戦を繰り広げた。日本はスイスに残念ながら敗戦。その後、スイスチームは決勝で若手No.1のズベレフ選手を擁するドイツとの決勝戦を制して2001年以来の3度目の優勝！この大会で調子を上げたフェデラーは続く全豪オープンでも見事に復活し、優勝を成し遂げたことは記憶に新しい。
 
今年はというと、日本チームは残念ながら出場をしないものの、昨年に続きフェデラー＆ベンチッチの（スイス）、↗ズベレフ＆ケルバーの（ドイツ）、フェレール＆ムグルサの（スペイン）そして出産から復帰したセレーナ・ウイリアムズ率いる（アメリカ）という強豪選手の出場が決定！1月1日の屈指の好カード、アメリカvsスイスは早くもチケットの残りも僅かとのこと。
 
気になるチケットですが比較的リーズナブルで入手しやすいのがDay Session（昼の部）で、ジェネラルアドミッション（自由席）のチケットで$30からチケテック（ticketek）で入手可能。お勧めです。ナイトセッションは各カテゴリーに分かれており、ゴールドで$85程度、プラチナムで$115程度となっている。
 
そしてこの大会のいいところ。ポイント対象のシリアスな大会ではなく、調整をかねたエキシビション的な要素が強いため、選手たちも普段の大会に比べると少しだけユルめの雰囲気で会場の観客を盛り上げるユーモアあるプレーが随所に見られるのも特徴。普段あまり見ることのできない一流選手の混合ダブルスも見れてしまうかもしれないお勧めの大会となっている。
 

公式サイト『ホップマンカップ』の出場選手（国別）紹介ページのスクリーンショット。
Image from Hopman Cup official website（https://hopmancup.com）

ということで今月はちょっと気が早い気もしますが、年末年始のイベント『ホップマンカップ』のご紹介でした。皆さんも機会があれば是非、見に行ってみては？ということで来月もお楽しみに！　もっとパースのイベントを楽しもう！パース支店　隊長