一言で西オーストラリア産のワインと言っても産地は様々。皆さんは、お好きなワインやワイナリーはありますか?
西オーストラリア州のワインと言えば一番有名なのはマーガレットリバー産かもしれませんが、ここ西オーストラリア州には他にも上質なワインを生産する産地がたくさんあるのをご存知ですか?実は隊長もかなりのワイン好き(赤白問わず)。2年前にこの地に赴任してからは、西オーストラリア州のワインばかりを選り好んで飲んでます(あまり高いのは飲んでいませんが!)。と、言うことで、今回は個人的にお値段手頃で最近美味しかったワインを何本かご紹介します(あくまでも個人的に美味しかったものなのであしからず)。
Rosily The Cartographer 2012(Organic)
(ブレンド:カベルネソーヴィニオン48%、カベルネフラン24%、メルロー20%、プティヴェルド8%。価格:$22~25ぐらい)
マーガレットリバーのWillyabrup地区にある、自家栽培のぶどうのみを使用しているオーガニックワインの生産にこだわったワイナリー『Rosily Vineyard』。このワイナリーの全てのワインは、Single Organic Vineyard(有機栽培の単一畑)から取れたぶどうを使用しています。2016年のリリースから7~9年は熟成可能とのこと。
隊長的バカ舌テイスティングノート:フレッシュな果実味と酸を感じるもスムースな味わい!重過ぎないミディアムボディ。
このワインを買った動機:近所のワインショップのお兄さんのお勧め(笑)。買って大正解!
その他:2日に分けて飲みました。2日目は更に渋みが穏やかになり、熟成感が出てバランスが良くなりました。
Miles From Nowhere Margaret River Cabernet Merlot 2015
(ブレンド:カベルネソーヴィニオン56%、メルロー 39%、プティヴェルド3%、シラーズ2%。価格:$15ぐらい)
マーガレットリバーの有名なEvans & Tateワイナリーの息子、Flanklin Tateの所有するワイナリー『Miles From Nowhere』。マーガレットリバー地域の様々な畑のブドウをステンレス鋼で発酵させ、フレンチオークを使用して熟成。フランス産の酵母菌株を使用してワインの風味、香り、複雑さを高めている。
隊長的バカ舌テイスティングノート:ほのかにスパイス香を感じる渋みの少ないバランスのとれた味わい、ミディアムボディ。
このワインを買った動機:賞をめちゃくちゃ取っているのに2本で$25だったから!
その他:この価格帯としては最強のコストパフォーマンス!見つけたら即買いを!
West Cape Howe Book Ends Cabernet Sauvignon 2014
(カベルネソーヴィニオン100%。価格:$20ぐらい)
こちらも個人的にはお気に入りの素晴らしいワインを生産しているワイナリー『West Cape Howe Wines』。マーガレットリバーの更に南、アルバニー方面に約300kmのMt Baker(マウントベーカー)、通称Great Southern(グレートサザン)地方という今、オーストラリアでも注目を浴びている上質なワインを産出している地域からのワインです。このワインに使用のぶどうは100%マウントベーカー産のカベルネソーヴィニオン種。飲み頃は今~10年以上熟成可能。
隊長的バカ舌テイスティングノート:深みのある果実味、ブラックベリー、バニラ、スパイス等の複雑ながらもバランスの取れたシルキーな味わい。フルボディー。
その他:ステーキやラム肉等の赤身の肉料理との相性は抜群!
ということで気付いてみれば、今回は最近飲んで気に入った赤ワイン3本のご紹介となりました。どのワインも比較的リーズナブルにもかかわらず、それぞれ素晴らしい個性がある個人的にはお勧めのワインです。飲んだことがない、と言う方は酒屋で見つけたら是非試してみては?ワイン好きの皆さん、普段飲んでいる、またこれはお勧め!というワインがあれば是非(こっそり)教えてください(あまり高くないやつを)。今度機会があれば白ワインも紹介しますね(掲載が続けばですが。。。)もっと西オーストラリアのワインを楽しもう!
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