月刊誌『パースエクスプレス』では毎月特集を企画し、紹介しています。ここでは、2018年2月号特集で掲載した『20th Anniversary パースエクスプレス創刊20周年記念号「パースとの進歩」』についてお届けします。
本誌「パースエクスプレス」は、創刊20周年を迎えることができました。これもひとえに読者の皆さんのご愛読、またスポンサー各社の温かい支援あってのことと感謝しております。
日本では満20歳になると、喫煙や飲酒、公営ギャンブル、親の同意なく結婚などが認められ、また国民年金の支払い義務や犯罪を犯した時の実名報道、裁判員に選任される可能性などが生じ、成人として社会へ仲間入りを果たす節目の歳となります。
今記念号特集では、「パースとの進歩」と題し、創刊20周年となった今、成人としてまた0からのスタートを切り、パースエクスプレスが築き上げてきた過去20年を踏み台としてこれからも成長していくための“進歩”を提案します。
そこで、西オーストラリア州の州都として栄えてきたパースと、近郊の港町フリーマントルにある“ストリート”がどのように街と発展し、歴史を作って来たのか、昔と今の様子を写真で比べながら、“進歩”を紹介します。ぜひ、この機会に時代とともに“進み歩んできた”パースのストリートを知り、本誌を通してパースの歴史そして“進歩”を感じてもらえたらと思います。
第三弾は過去（2017年2月～2018年1月）のパースエクスプレス・マガジンのバックナンバーを紹介します。
＞【第一弾を見る】『20th Anniversary パースエクスプレス創刊20周年記念号「パースとの進歩」第一弾』
＞【第ニ弾を見る】『20th Anniversary パースエクスプレス創刊20周年記念号「パースとの進歩」第ニ弾』
パースエクスプレス創刊20周年記念号にあたり
本誌「パースエクスプレス」は、今号で20周年を迎えることになりました。今までご愛読頂きました読者の皆様、ご協賛頂きました各社スポンサーの皆様に心からお礼申し上げます。1998年2月に創刊号を発行して以来、毎年2月号は創刊記念号としてお届けし、その際の各記念号のタイトルには、本誌が志すその1年の表題ともなってきました。以下が、タイトルの変遷です。
各周年記念号タイトル
- 1999年2月号 1周年記念号『パースへの挑戦』
- 2000年2月号 2周年記念号『パースへの探究』
- 2001年2月号 3周年記念号『パースへの静観』
- 2002年2月号 4周年記念号『パースへの示唆』
- 2003年2月号 5周年記念号『パースへの感謝』
- 2004年2月号 6周年記念号『パースに宣言』
- 2005年2月号 7周年記念号『パースからの幸運』
- 2006年2月号 8周年記念号『パースからの飛躍』
- 2007年2月号 9周年記念号『パースへの漸進』
- 2008年2月号 10周年記念号『パースへの高翔』
- 2009年2月号 11周年記念号『パースとの躍進』
- 2010年2月号 12周年記念号『パースへの先駆』
- 2011年2月号 13周年記念号『パースへの展望』
- 2012年2月号 14周年記念号『パースへの初志』
- 2013年2月号 15周年記念号『パースへの御礼』
- 2014年2月号 16周年記念号『パースへの結実』
- 2015年2月号 17周年記念号『パースへの特別』
- 2016年2月号 18周年記念号『パースとの門出』
- 2017年2月号 19周年記念号『パースとの発見』
- 2018年2月号 20周年記念号『パースとの進歩』
チャレンジが始まり、探し求め、一度は冷静になりながらも、進言する。感謝を忘れずに、次のステップを提案。幸運を授かり、飛び立ち、一歩一歩踏みしめ、更に高みを目指し、躍り出る。先んじて、見渡しながら初志を確かめ、今までに礼を尽くし、実を結び、無二となる。そして、新たな出発で、発見と出会い、進歩を続ける。
パースエクスプレス・マガジンの過去一年のバックナンバー
Vol.229 – 240 2017 February – 2018 January
Vol.229（2017年2月号）
19周年記念号の特集は『パースとの発見』と題し、創刊20周年という節目を目前として、まだ知られていないものを見つけ、わからなかった存在を見出す新たな気付き＝“発見”を提案。また『短歌・俳句・川柳会』では、読者7名の季節が感じられる作品が投稿された。
Vol.230（2017年3月号）
特集『日本魂食 らーめん』では、ローカルの人からも愛される日本の国民食“らーめん”が楽しめる店を紹介。また「Perth Japan Festival 2017」開催についてNewsページにて告知。そして、読者のペット写真が投稿される『PerthPetPhoto Gallery』の連載がスタートした。
Vol.231（2017年4月号）
特集『パースで犬といっしょに暮らす【4つの守ること】』では、犬と暮らす際に守るべき４つのことを指南。「日本酒・焼酎飲酒会開催」の様子をNewsのコーナーに掲載した他、『徒然パースの生活日誌』では、西オーストラリア・バレエ団で活躍する日本人ダンサーに密着。
Vol.232（2017年5月号）
特集『パースでHOT温まる 日本の鍋料理』では、パースでの食材で作る日本の鍋料理をお届け。Newsとして、西オーストラリア・バレエ団に在籍する３人の日本人ダンサーを取材。また『Ｍyアイディアコンテスト』では、イースターにちなんだアイディアが応募された。
Vol.233（2017年6月号）
特集『新発見! パースの４つのアクティビティ』では、変り種アクティビティ４つを発見。寄稿者の中道裕美氏の『世界の料理 食卓のヒント』や『パースのドクター』が連載を終了した。『最新イベント情報』では、フェスティバル「Winter Arts 2017」の開催を知らせた。
Vol.234（2017年7月号）
特集『お洒落に味わうタイカレー』では、お店の雰囲気ともに◎なタイカレーを提供するお店にスポットを当てた。「子どもの発達に関して親ができること」のインタビュー記事がNews欄に掲載され、『あなたの言いたいこと』では、不倫に関しての肯定意見が投稿された。
Vol.235（2017年8月号）
特集は、広大な土地に原生する植物から採れるオーストラリア産エッセンシャルオイルにフォーカスした『生活彩る一滴。エッセンシャルオイルの魅力』。また『スティーブさんの知っ得英会話』と『日本とオーストラリアのメディカルチェック』の連載がスタートした。
Vol.236（2017年9月号）
特集は、本誌インスタグラム開設記念の『インスタグラムで切り取る #パース#おすすめカフェ＆レストラン』。Newsとして、体操と柔道の日本人指導者2人の本誌独占インタビューを掲載。また『蹴球戯言』では、W杯予選の日豪決戦の試合結果をリポート。
Vol.237（2017年10月号）
特集『頬張れ、挑戦者! パースのチャレンジメニュー４選』では、規格外なパースのチャレンジメニュー４選をフィーチャー。「オーストラリア日本映画際」についての情報をNewsとして取り上げ、『リレー小説』では、沢田百々子が15年ぶりにストーカーの恩田正平とニアミスする。
Vol.238（2017年11月号）
特集『知る・作る。楽しむ パースで陶芸』では、パースの陶芸家と陶芸を楽しむ日本人を取材。また『パースグローリー栄光への道』では、元なでしこジャパンの近賀ゆかり選手に話を伺った他、連載200回を節に『フォトジェニックコンテスト』の連載が終了した。
Vol.239（2017年12月号）
特集は、パースの街行く人々に2018年の目標を聞いた『ゴールを決めてスタート パースの街角で聞いた 2018年の目標』。Newsページでは、西豪州首相の本誌独占インタビューを掲載。また『前島イズム“継続のエクササイズ”』では、ビーチでのエクササイズを紹介した。
Vol.240（2018年1月号）
特集は人気連載『スティーブさんの知っ得英会話』の特集版として、様々な夏の場面で使える英会話のレッスン。特別収録として日豪両政府からの新年の挨拶も掲載。また『パースからお笑い芸人が誕生！』では、我らがチャドの書籍第一号が出版されたことを取り上げた。
今号で本誌は創刊以来、丸20年となり、本誌はその20年間をパースと共に歩んできました。今年が20年といった節目になりましたが、成人でいうならやっと0歳です。初心を忘れずに、かつ今記念号のタイトルの「パースとの進歩」を遂げながら、今後も引き続き読者やスポンサーの皆様へ“進歩ある情報”をご提供できるよう尽力する所存です。最後にこの場を借り、創刊号から現在まで多くの編集、デザイン、営業、ウェブサイト運営スタッフが本誌制作に力を注いでくれました。心から感謝の意を表します。
発行人／編集長 今城 康雄