【Image from Kayo Sports Screenshot】
グローリーは直近6戦で4敗している。勝った試合は下位チームへの1勝のみ。4月2日の試合も負けた。チームに合流してまだ6週間足らずの背番号8番、太田宏介はすでに不動のSBとして孤軍奮闘しているが、その2日の試合後ホテルに戻って夕食直後の太田から話を伺った。
<Aリーグを知る記者の視点 A League Football Journalist’s Point Of View> 今シーズン(A League 2020-21 Season)から、Aリーグを知る記者の視点から更に詳しくパースグローリーの試合についてお届けする。 |
2020-21シーズンAリーグ パースグローリー試合結果
Matchweek 15(2021年4月2日)
Macarthur FC 2 – 0 Perth Glory 会場:Campbelltown Stadium
4月2日のMacarthur FC戦直後の太田宏介インタビュー
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Q:試合を振り返って頂けますか?
「連戦と移動で(チームメイト)みんな、身体が重かったかもしれないですね。難しい試合でした。(グローリーの)MFがボールをもってから攻撃へ転じるのに時間がかかっているので、相手の布陣が整ってしまい、崩しずらくなっています。(勝つための)解決策を考えないといけないですね。」
Q:今思い当たる解決策は、何だとお考えですか?
「全員がハードワークをしなければならないと思います。今日の試合で言うなら、(選手交代後の)残りの10分は良い試合ができていました。プレーしていて楽しかったので、あの時のメンバーのように全員が連動して動くプレーが必要だと思います」
Q:個人的にはいかがでしたか?
「(フィジカル面で)90分間のプレーは問題なくなってきています。ただ、1ヶ月間、試合に出続けているので疲労が溜まってきているのは確かですね。それと、勝てていないのでメンタル面でストレスも溜まってきていますが、まずは自分のプレーに集中して、今は耐え時かなと思っています」
Q:次の試合に向けて一言頂けますか?
「サッカーは本当に難しいですね。ただ、気持ちを切り替えて次も頑張ります」
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試合後、多くを語らない太田だが、言葉を選びながら話をしてくれた。
試合は、前半10分にMacarthur FCの背番号27番のMatt Derbyshireがクロスからの折り返しを、体を投げ打って押し込み先制。そして、グローリーは前線の援護むなしくPA内で、Jリーグのガンバ大阪でもプレー経験のある背番号33番のMarkel Susaetaを倒して、ファールの判定。PKを一点目を決めたDerbyshireがけり、Macarthur FCが追加点を得る。後半、選手を入れ替え、活性化を図ったグローリーは攻撃に転じるも、クリーンシートで試合終了。太田の絶妙なクロスも再三のゴール前にあがったが、得点には結びつかなかった。
【試合結果】
Macarthur FC 2 – 0 Perth Glory
得点:
<Macarthur FC>
Matt Derbyshire(10分)
Matt Derbyshire(45分/PK)
文:今城康雄(いまなりやすお)。パースの日本語メディア「The Perth Express」の代表兼、編集長。2005年のAリーグの開幕以来、リーグ公認のメディアとなっている「The Perth Express」のジャーナリストとしても、パースグローリーのホームゲームはほぼ全試合、記者席より取材を重ねてきた。2020年よりパースグローリー日本地区担当マネージャー兼任。
【参考】
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