5試合を終え、1勝1敗3引き分けのグローリー。リーグ順位も5位と振るわない。昨シーズン・リーグ優勝チームにとって鬼門の2年目をどう乗り切るか？！

Round 7 ： 2019年11月23日

 
昨シーズンのグランドファイナルと同じカードとなった一戦。試合開始12分、PA内でSydney FCの選手をグローリーの選手が倒してしまいPK。早々に先制される。その後はゴール前にボールを集め、果敢に攻めるグローリー。そして前半終了間際、シュートが枠を捉えていなかった背番号9番のBruno Fornaroliだったが、ゴール前でフリーとなり、ボレーシュートで試合を振り出しに戻す。このFornaroliのゴールは、Aリーグ76試合で到達した50ゴール目となりAリーグ史上最速の記録となった。後半序盤は一進一退の攻防となっていたが、Sydney FCの背番号11番のKosta Barbarousesが均衡を破ると、7分後には背番号10番のMilos Ninkoviがネットを揺らし、結果的にはSydney FCの前線3選手がそれぞれ得点した試合となった。Round 3の勝利後、2敗1負と低迷が続くグロリー。このトンネルをいつ抜け出せるのか…。
 
 

Round 8 ： 2019年11月29日

 
前半33分、2011年ぶりにAリーグでプレーする豪州代表でも背番号10番をつけるRobbie Kruseがゴール前のクロスに合わせて先制点を奪う。後半はバーやポストに直撃するシュートで再三、Melbourne Victoryのゴールに迫るグローリーだが、ゴールマウスの扉をこじ開けることができなかった。この試合の結果で、グローリーはリーグ11位まで順位を落とすことになった。
 
 

Round 9 ： 2019年12月6日

 
シーズン始まって9試合目。まだ勝ち星は一試合のみ。昨シーズンはRound 8まで6勝2引き分けで、無敗の成績だったが、Round 9で初黒星を記している。対戦相手のMelbourne City FCは今シーズン好調を維持して、首位争いをしている。その相手にグローリーが先制する。前半27分にゴール前に上がったルーズボールに頭を合わせたのが背番号9番のBruno Fornaroli。前所属のチーム相手のゴールに喜びのパフォーマンスは自粛した。後半開始早々、Melbourne Cityのオウンゴールで2点差としたグローリーは、続いて26分にショートコーナーからのボールをDFで背番号16番のTomislav Mrcelaが頭で合わせて更に点差を広げた。試合はクリーンシートでまとめたグローリーにとってRound 3ぶりの勝ち点3奪取となった。
 
 

 
来シーズンのAFC Champions League（ACL）のグループステージの組み合わせが12月10日に発表となった。今回、2018－19年のAリーグのリーグ優勝を飾ったパースグローリーにとって初のACL参戦となるが、組み合せでは【グループF】に入り、プレーオフの結果では、JリーグのFC東京も同グループで戦うことになる。グローリーの初戦は2月11日の上海申花（中国）戦。もしFC東京がプレーオフで勝ち上がると、グローリーとは2月18日（予定）に日本で、5月6日（予定）にパースでの対戦となる。
＜東地区＞
【グループF】①蔚山現代（韓国）、②上海申花（中国）、③パース・グローリー（オーストラリア）、④東地区プレーオフ勝者3※
※東地区プレーオフ勝者3：FC東京（日本）対 【ポートFC（タイ）対 [セレス・ネグロス（フィリピン）対 シャン・ユナイテッド（ミャンマー）＜1月14日に試合予定＞]＜1月21日に試合予定＞の勝者】＜1月28日に試合予定＞