2018年最後のこのコーナーには、3人の方から投稿が寄せられました。
「『きもい』という『いじり』」
「君、それはきもいよ」
先日、パーティーに顔を出す際に、いつもより少しおしゃれをしていったところ、会社の日本人の先輩にそう声をかけられることがあった。「そんな着飾って誰にアピールしているんだよ」
たしかに、華やかな場で、少しよく見られたい。いつものオフィスで見せているところとは違うところを見せたいという欲はあったかもしれない。しかし、パーティーにおしゃれをしていくということを、きもい、という言葉で片付けられたことについては大きな違和感を覚えた。言った本人にとっては、いつもとちょっと違うね、ということを「いじった」つもりであったとしても、言われた私自身には、ぐさりとささるものであった。
そもそも、オーストラリアで「きもい」にあたる言葉はあるのだろうか。からかうということはあったとしても、おしゃれをした人を「いじる」という文化はあるのだろうか。いつもより大胆に髪を切った翌日には「Cool」と声をかけてくれる同僚に囲まれ、ほめ言葉にあふれる優しい空間にいるのだなということを再認識した。
いつか私は先輩に言ってみるつもりだ。
「Are you jealous?」
そんな英語で言ってみたら、また「きもい」といわれることを覚悟しつつも、少し優越感を覚えられる、そんな複雑な感情を抱きながら。
<投稿者>SEG 33歳 女性
「がんばってと言われても」
彼女の口癖が「がんばって」。学校に行く朝、「がんばって」。アルバイト先に行く玄関先でも「がんばって」。夜中に勉強していて肩口から「がんばって」。週末、スポーツをしていて「がんばって」。「がんばって」は嬉しいけど、何をがんばればいいのか…。“がんばる”ってそんな気軽に使える言葉ではないと思う。
<投稿者>がんばらない 29歳 男性
「2018年ももうすぐ終わり」
2018年、今年も終わります。いろいろありました。
リスクを背負って分かっているんだけどまた次のステージに進んでみたり、何とかなるかと時間を作るも肩透かしだったり、話せばわかるのにその時間を惜しんだり。
いつもの日常が日常じゃなくなったり、聞きたい声が聞こえなくなったり、どこかで後悔してしまったり。
考えてみれば、良いことが少なかったな、良かったことはあったのかな、と考えてしまうけど、そもそも良いことが少なかったり、なかったりすることが普通なんじゃんないかと思う。
だから、良いことがあったときは、その良いことが輝いて見える。それでいいんじゃないかなと思う。2019年の来年は、良いことがあればいいな。。。
<投稿者>S&Y 50歳 男性
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