月刊誌『パースエクスプレス』の人気連載コーナー。一般読者からの「主張したい」「心に秘めている」「吐露したい」投稿を連載しています。
今号は、vol.258のある投稿に対する投稿や、「パース―成田」直行便についての“言いたいこと”を紹介します。
「告白が撃沈で反省」
大好きな子がいて、僕はワーホリ、その子は学生。僕は日本から、その子はスイスから。語学学校がいっしょでした。入学時期もいっしょで、3ヶ月で卒業。あと一週間で卒業の時、思い切って告白しました。そしたら、その子が「マーカスからも言われた」と言ってきました。マーカスはブラジルから来ている留学生。僕たちより少し早く入学しているけど、卒業が同じ日でした。
卒業式の後、その日卒業したみんなでそのままバーに行き、学校での思い出話を話していたら、僕が告白した子が隣に座り、その様子を見ていたマーカスも寄ってきて、4人掛けのテーブルに3人で座りました。そして、その子が「ごめんね、私はマーカスを選ぶわ」と。。。
僕はとっさにぐちゃぐちゃな英語で「それが良い。僕を選んではダメだと思う。今のあなたにはマーカスがお似合いだと思う」と言いました。その子は、“何を言っているの?言っている意味が分からないわ”と、キョトンとしていましたが、僕は半分負け惜しみで、半分は自分みないな未熟者ではその子を楽しませられないと本心で思い、そう言いました。
あれから3ヶ月。冷静に考えて、あの考え方は日本とか日本人ならではなのかな、と思います。もちろん、思いやりの心で悪いものではないと思うけど、なかなか世界では通用しないものだと思います。個人で生きているオーストラリア人を見て、もっとそう思いました。記念に投稿します。
<投稿者>日本男児 27歳 男子
「vol.258の『あなたも一緒にゲームをしませんか?』さんへ」
「一流大学をでて、一流企業に就職、会社の同僚の美人な妻をもらって、といった誰からもうらやまれる人生。」のこの一文には、心底しびれました。
横が刈上げられたみんなと同じ髪型で、顔が半分隠れんばかりの高い襟のシャツに着られて、必要以上の光沢を放って、大した書類も入っていないビジネスバックを片手に、もう一方の片手はいつも携帯画面の上で親指だけが上下している、30代の男。30代だったらお兄さんと呼ばれてもいいのに、不摂生が祟ってか、顎がなくなり、顔がなぜかブヨブヨ。30代なのにおっさんと言われてもしょうがない。“俺はみんなとは違う”風を醸し出しているけど、お昼時、霞ヶ関界隈や六本木ヒルズ周辺の横断歩道で青信号を待っている集団の中の一人に、完全に同化している。
それ、私です。それが嫌で、会社を辞めました。妻とも離婚しました。一生、母校の名前も口にしたくありません。この間、新しい人生のスタートを切ったら、この「タイガー」さんの記事に出会ったので、一言添えさせて頂きました。
<投稿者>ライオン 36歳 男性
「9月1日から直行便就航」
ANAが、9月1日からパースと成田の直行便を飛ばす。私は福岡出身なので、成田でまた福岡行きに乗り継がなければならないので、そこまでその直行便に魅力を感じないけど、パースと日本の関係が近くなることは間違いないだろう。長いことパースに住んでいるけど、今願うことは向こう何年もこの直行便が飛び続けてほしいということ。西豪州政府関係者の皆さん、お願いします。見捨てないでくださいね。
<投稿者>某永住者 51歳 男性
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