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ホエールウォッチングにでかけよう!

日本名は漢字で「座頭鯨」。これは、こぶを持った背中の形が、 座頭(近世・中世の目が不自由で琵琶の演奏などを職業としていた人達)が琵琶を背負った姿に似ていることから付けられた。泳ぐ速度がゆっくりなため、胸ビレにフジツボがたっぷりついてしまった…なんてことも言われている。
黒い背中、白いお腹のザトウクジラ。頭部にこぶ状の隆起があり、長い胸ビレにはフジツボがぎっしり。体長13〜14mまで成長し、オスよりメスの方が大きくなる。また、彼らは、それぞれ違う白黒模様の尾ビレを持っている。肺を2つ持ち、大人の肺の大きさは、小型車くらいもある。 ニシンやサバ、またはオキアミ類を食べる。シロナガスクジラと同じく、群れを海水ごと飲み込んで、ヒゲフィルターでこしとって食べる。エサを集めるのに気泡を作る(バブルネットフィーディング)という方法もあり、この気泡の種類には、①息を吐き出しながらまっすぐ泳いで作るカーテン状のもの、②一度に多くの息を吐き出して作る雲状のもの、③エサの周りをぐるぐると泳いで作る網状のもの、などがある。
普段は単独、または2、3頭のグループで行動し、1年の多くを浅い海で過ごす。繁殖、採食などの目的によって、そのグループが集まり、数10頭の大きな集団を作る。繁殖場では、一切エサを食べず繁殖行動に励む。オスは、ソング(歌)と呼ばれる旋律を持った鳴き声でメスに求愛をすることで知られている。 好奇心旺盛で船を怖がらないザトウクジラ。世界中で捕鯨されたため、18000頭いたザトウクジラは800頭まで減少した。しかし、1963年にザトウクジラの捕鯨が禁止されて以来、その数は3000頭から4000頭まで増えたと言われている。

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