「もっと楽に生きられるかも」

「そうか、そうだったのね」と思うこと、よくありますよね。でも、これは、結果が分かって感じることで、過程では「なんで？」とか「どうして？」と思って、イライラしたり、怒ったりしますよね。その「なんで？」とか「どうして？」のときに、その先はこうなるんだから「今は、そんなものかなぁ」と思えたら、人生楽でしょうね。

子どもの頃、「勉強しろ、勉強しろ」と言われ、その時は「なんで？」とか、「やりたくない」と思うけど、大人になって「そうだったのか」と勉強の大切さを知るって、ありますよね。これはかなり長い経過が必要ですが、短いのもあります。

例えば、急いでいる時に通行止め。どうやら沿道整備のためのようだけど、次の日も通行止め。イライラが怒りに変わって、3日目。沿道に綺麗な花が植えられ、その花に癒される。こうなることが分かっていたなら、昨日、作業員に小言を言わなかったのに…、みたいなのです。

先取りして、察しを付けられる能力があるかどうかという問題でもありますよね。その時に目に映ったものだけで判断せず、その先を読めるかが大切になるんでしょう。そう考えると、全てが自分次第なので、過程の時点で動じないことが大切なんだと思います。つまり、その先に何があるか判断できるようになれば、もっと楽に生きられるようになるんでしょうね。

＜投稿者＞大谷　44歳　女性

「人の良い奴に何ができる」

問題が起きた時に丸く収めようとするのが、人の良い奴。問題が起きた時にその問題の傷口をあえて開いて、あーだこーだ言う奴は厄介者かもしれないけど、ちゃんと問題に取り組んだのは、丸く収めた奴よりあーだこーだ言った奴の方。丸く収めちゃう方は、結局は未解決のまま。だから、人の良い奴に何ができるんだ、っつうことだ。

問題を起こしたくないということは、前進がないということ。例えば、職場で問題が起きた時、丸く収めちゃえばその場は良いけど、また同じ問題は必ず起こる。だから、あーだこーだ言わなきゃ駄目なんだ。言うことが、みんなのためになる。そりゃ、あーだこーだ言えば憎まれ口で叩かれるかもしれない。でも、その勇気にみんなが感謝するはずだよ。もしかしたら、その感謝が大分後になってからかもしれないが、勇気をもってあーだこーだ役になるべき。ものは一度壊さないと新しいものは生まれない。

“言いたいことを言う”とはちょっと違うけど、良かれと思ったことは言うべきだ。ここオーストラリアでは、特に。職場での問題はよく聞くけど、自分勝手な言い草じゃなければ、あーだこーだ言うべき。その勇気と姿勢が、大切だと思う。

＜投稿者＞あーだこーだ　36歳　男性

 
 
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