パースで生まれ、パースで育った芸人「チャド・マレーン」のチャドに関する旬な情報を毎号お届けしています。今号は、ドラマ出演決定と、こちらは数回に分けて書籍第一号『世にも奇妙なニッポンのお笑い』を“楽しく読む方法”を紹介します。
チャドの活躍
岩田剛典主演の連続ドラマ「崖っぷちホテル!」にチャドが出演!
破産寸前のド底辺ホテルを舞台にした同ドラマが4月15日(日)夜10:30からスタート!
日本テレビ系連続ドラマ「崖っぷちホテル!」は、かつては栄華を誇ったが、今では負債総額3億円のまさに“崖っぷち”のホテルを舞台に、全員ヤル気ゼロ&クセ者揃いのスタッフたちが繰り広げる痛快シチュエーションコメディ。そんなド底辺ホテルの全てを覆す自由すぎる謎の男として、三代目J Soul Brothers、EXILEの岩田剛典が出演する。他にも豪華出演陣の中、事務所の先輩、野性爆弾のくっきーや宮川大輔らとともに我らがチャドも「英語しゃべれぬビビリベルマン」として登場する!
【一部出演者】
岩田剛典「一体何者!?自由すぎる謎の訪問客」
戸田恵梨香「威厳0の新米総支配人」
渡辺いっけい「絶賛資金横領疑惑?の副支配人」
りょう「24時間ほろ酔いのバー責任者」
宮川大輔「愚痴ばかりダラダラ清掃員」
くっきー(野性爆弾)「謎の強面フロントマン」
チャド・マレーン「英語しゃべれぬビビリベルマン」
岩田剛典のTwitter
https://twitter.com/t_iwata_ex_3jsb
情報元: 情報参照元:www.ntv.co.jp/gakehote/
チャドの書籍
チャドの記念すべき書籍第1号「世にも奇妙なニッポンのお笑い」
パースエクスプレス推奨『楽しく読む方法を教えちゃいま~す』
2017年12月10日、NHK出版新書から出版された「世にも奇妙なニッポンのお笑い」の発行記念に祭し、チャドの芸人仲間から祝福の声をチャドが自身のTwitterで紹介した。
英語でダジャレを言う「ビスケティ・佐竹」、下ネタを英語で言う「ドランクドラゴン・鈴木拓」、チャドを天才と称した「カラテカ・矢部太郎」、英語で”家なんか要らん”という「平成ノブシコブシ・徳井」。祝福の声のはずだが、謎のメッセージも(笑。続いて、英語でチャドの書籍をべた褒めした「レイザーラモン」の2人、チャドの昔のギャグを真似る「南海キャンディーズ・山崎静代」、クリスマスプレゼントとしてチャドの書籍を薦める「板尾創路」、ネタをする「デニス」の2人、”外国人が日本のお笑いなんかわかるわけない”と「厚切りジェイソン」も祝福したが、手荒いお祝いもいくつか。。。。
最後に自身の書籍を紹介する動画あり。長ネギと包丁の絵から始まるチャド自作動画。ぜひ、チャドのTwitterで確認しよう!チャド・ワールド満載!
さて、いつものこの『パースからお笑い芸人が誕生』のコーナーを拡大してお届けする『楽しく読む方法を教えちゃいま~す』。
「ニッポンのお笑いは海外でもウケる」を大前提に時には面白おかしく、時にはシリアスに深く考察された内容の本書。昨年の12月17日には「ルミネtheよしもと」でサイン会が行われ、その後は各書店の新書コーナーに並べられ、店によっては同出版社の帯に金正恩の写真が載ってある平岩俊司著「北朝鮮はいま、何を考えているか」の横に並んだ。そんな本書を毎月少しずつ解体し、『楽しく読む方法』をお教えします!今月号は、「はじめに」を解体します。
「はじめに(本書P3~8)」
本書から
コンビを組んで苦節18年、ふだんは吉本の劇場で漫才をやっているほか、お笑い番組や語学番組に出演したり、英語翻訳の仕事をしている、と書かれています。
ポイント1
日本のあるテレビ番組をきっかけに、お笑いの学校に初の外国人として入学。1999年にコンビを組み、そして2000年にはあの漫才ブームの頂点を極めた芸人の弟子入りをするチャド。そして、コンビ名を何度か変えつつ、苦節18年といったチャドの生い立ちが書かれています。
本書から
日本のお笑いは世界でも、もっともレベルが高いと声を大にして言いたい、と言うチャド。これが本書出版の動機だとも言っています。
ポイント2
本書はこの動機から書き進められています。一般の人からみれば特殊に思える師弟関係の実際のところや若手芸人のふだんの生活ぶりなど、苦労話も交えながらお笑い芸人の生態が、本書では赤裸々に綴られています。
本書から
気がつくと日本を代表するような立場になってしまった、字幕翻訳家としての仕事。「お笑いを」異なる言語に翻訳することがいかに難しいか、と書かれています。
ポイント3
この字幕翻訳ですが、普段我々が観ている映画の字幕に流れているものも含まれます。チャドは、大作映画も手がけており、「吉本の戸田奈津子」とも呼ばれています。パースにいる人で最近、邦画を観た方?その映画の字幕はチャドの英語翻訳によるものかもしれませんね。本書では誰の映画を手がけたかも書かれています。
チャド・マレーン
1979年11月28日にパースで生まれ、パースで育つ。高校生の時に交換留学生で兵庫県へ行き、テレビで流れるお笑い番組、特に『ダウンタウンのごっつええ感じ』に衝撃を受け、日本のお笑い芸人になることを決心。地元の高校を卒業後、大学進学の道を選ばず、吉本総合芸能学院、通称はNSC(エヌエスシー)の外国人入学生第1号となる(大阪21期性)。ちなみに、チャドは「パースエクスプレス」マガジンの立ち上げ(1998年)メンバーのひとり。お笑いコンビ名は、チャド・マレーン。相方は、加藤貴博。本人の本名もチャド・マレーンなので、正式にはチャド・マレーン(コンビ名)のチャド・マレーン(名前)。チャドがボケで、加藤がツッコミ。近年、松本人志や木村祐一、板尾創路の監督映画の字幕翻訳を手掛ける。そして、2017年12月には自身初となる書籍「世にも奇妙なニッポンのお笑い」を発行。お笑い芸人、翻訳者、執筆者として日本で活躍中。