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2023年新年祝賀レセプション兼、内藤康司在パース日本国総領事歓迎式が開催



 
2023年1月19日、在パース日本国総領事公邸に約130人の来賓が招かれ、在パース日本国総領事館と西豪州日本人会商工部会共催で2023年新年祝賀レセプションが開催された。当レセプションは、昨年の10月に着任したばかりの内藤康司在パース日本国総領事の歓迎式も兼ねて行われた。

協力・情報提供:在パース日本国総領事館
 


州政府や経済界、日系企業及び日系コミュニティの関係者などが招待された当レセプションでは、まず内藤在パース日本国総領事が着任や新年の挨拶を行い、またマーク・マガウワン(Mark McGowan)西豪州首相代理のスー・エラリー(Sue Ellery)西豪州政府予算・商業・女性の権利大臣や、シェーン・ラブ(Shane Love)州野党党首代理が、内藤在パース日本国総領事への歓迎の言葉、そし新年の挨拶を述べた。

挨拶後に、内藤在パース日本国総領事が酒樽の蓋を木槌で叩くタイミングについて来賓代表者たちと確認をとりつつ、息の合った鏡開きが行われた。記念撮影を経て、上田陽介西豪州日本人会商工部会長の音頭で乾杯となったが、その後は鏡開きのお酒と共にお寿司や和食が振舞われた。

 

内藤在パース日本国総領事は、新型コロナウイルスの影響で2020年を最後に閉会していた新年祝賀レセプションが再開できた喜びを冒頭で触れ、着任直後から岸田首相やアルバニージー豪州首相がパースを訪れ、そして当地関係者と多くの会合を持った昨年を振り返りつつも、2023年も西豪州と日本との関係強化を築いていくと述べ、新年の挨拶を行った。

 


西豪州首相代理として挨拶したエラリー西豪州政府予算・商業・女性の権利大臣(写真上)や、ラブ州野党党首代理(写真下)も内藤在パース日本国総領事への祝辞と共に、鉱物資源の供給や新たな脱炭素分野での日本との良好な関係維持や文化交流によっての相互理解を更に深めることを今後も続けていくことを掲げながら、新年の挨拶を述べた。

 


蓋を割り開くことから“運を開く”という意味を持ち、古くから樽酒は縁起の良いお酒としてお祝いの席などで振る舞われてきた。来賓代表として鏡開きを行った(写真上、左から)ラブ州野党党首代理、上田西豪州日本人会商工部会長、内藤在パース日本国総領事、エラリー西豪州政府予算・商業・女性の権利大臣、ミッシェル・ロバーツ(Michelle Roberts)州下院議長、リチャード・コート(Richard Court)元駐日大使。鏡開き後は、参加者との記念撮影(写真下)。

 

当レセプションを共催した西豪州日本人会商工部会から同会の上田会長が、日本語で「乾杯」の発声を行い、新年の挨拶として幸せや健康を願うと一言添えた。

 



内藤在パース日本国総領事に新年に向けて思うことを伺うと「着任して3ヶ月が経ちましたが、その間も多くの人に西豪州についてたくさんのことを教えて頂きました。そんな短い期間ではまだまだなんですが、その中でも感じたことは、日本と西豪州の相互の理解レベルが非常に高いということです。それは今後、いろいろなことを可能にすると思っています。また個人的には、アフリカで勤務していた期間が長かったので、今後オーストラリアとアフリカを何かでつなげることができたらいいなと思っています」と話された。

 
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