最初に断っておくが、本新連載ではパースにいる石田博行ではなく、サッカー選手の石田博行にスポットをあてる。
3月2日(木曜日)
パース・グローリーの広報担当に石田選手へのレギュラーインタビューの依頼をメールにて連絡した。毎月必ずこの作業は行われる。当然プロの選手にとって、メディアとのインタビューはクラブのプロモーションの一環となり、要は仕事の1つとなる。だから、依頼する側もクラブを通すことが絶対となる。もし個人的にインタビューをする側と受ける側が親しい間柄だとしてもクラブを通さず、インタビューすることはできない。このような慣行は一般常識と心得る。
広報担当からすぐにメールの返信が入った。通常、クラブ側の了承を得た後、こちらから本人に電話し、インタビューの日時を設定する。今回も同じだった。
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