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【パースエクスプレス・マガジン】Lesson 12「その時!」シリーズ『スポーツ編(その3)』

“学校では教えてくれない「知っ」て「得」する、リアルなオージーの活きた日常英会話を紹介していきます!”
普段の生活の中で困ったことが起こったとき「とっさに英語で何て言えばいいのかな?」と悩むことがあるはず。今シリーズでは「その時」に使える英語のフレーズを紹介。

Lesson 12は、なおもスポーツ編の続編です。今まで、秋と冬、春と夏のスポーツをお届けしましたが、今回はオーストラリアでポピュラーなスポーツを紹介します。

 

Hockey

男子ホッケー豪州代表は2010年と14年のW杯連続優勝、女子ホッケー豪州代表も過去2回の優勝を誇る、豪州はホッケー強豪国。

As a hockey fan it’s great to be living in Perth. Both the Australian women’s team, the Hockeyroos, and the Australian men’s team, the Kookaburras, are based here.

訳:ホッケーファンとしてパースに住んでて、本当にラッキーだね。豪州代表女子チームの“ホッキルーズ”や男子チームの“クッカバラーズ”の拠点が、パースだからね!

注)HockeyroosとKookaburrasは、女子と男子の豪州ホッケー代表チームのそれぞれの愛称。

 
 

Tennis

世界4大大会のひとつ、全豪オープンテニス(Australian Open)は、毎年1月後半にメルボルンで開かれる。

Roger Federer is coming back to Perth for the Hopman Cup this summer. It might be our last chance to see him here so let’s get tickets.

訳:今年の夏もロジャー・フェデラーが、パースのホップマン・カップに参加することが決まったようだ。今年で彼のプレーがパースで観られる最後かもしれないから、チケットを早く買おうと。

注)ホップマン・カップとは、毎年年末年始にパースで行わるテニスの男女混合による国別対抗戦で、オーストラリアが生んだ名選手であり、かつ名コーチでもあったハリー・ホップマンの名前がタイトル名として刻まれている。

 
 

Marathon(Fun Run)

パース市内や郊外の至るところにランニング用トレールが完備され、「走る」ことが日常となっている。パースではファンランからフルマラソンまで市民レベルのマラソン大会が毎月開催され、その数は30大会を超す。

If you’re interested in the “City to Surf” you’d better hurry. Registrations close the day before the event.

訳:“City to Surf”に参加したいなら早く申し込まないと。締め切りは前日までだって!

注)西豪州でも行われているCity to Surfは、チャリティ・マラソン(西豪州ではパース含めて5か所で開催)。パースで行われるCity to Surfは、シティ(City)中心部からシティビーチ(City Beach/Surf)までが主なコースとなる。2018年の今年は、8月26日に行われる。

 
 

Cycling

国際自転車競技連合(Union Cycliste Internationale)のロードサイクリング国別ランキングでは、豪州の女子は世界で2位、男子は8位と世界の強豪国のひとつとなっている。

It’s amazing that the American cyclist Lawson Craddock who broke his scapula on the first day of the Tour de France this year was able to complete the 3,329km race.

訳:第1ステージで肩甲骨を骨折したアメリカ人選手ローソン・クラドック選手が、ツール・ド・フランスの3,329キロを完走したことが凄すぎる。

注)豪州籍のロードレースチームとして、ツール・ド・フランス2018にはMitchelton–Scott(ミッチェルトン・スコット)が参戦した。

 
 


 

スティーブさんより

今月は、4種類のスポーツを紹介しました。ホッケーやサイクリングは人気があるということもあり、競技における成績が世界的にも優秀のようです。マラソンは日常的にランニングをする姿をあちらこちらで見るので、市民レベルでも浸透しているのでしょうね。

 

Steve Nishioka

生まれも育ちもパース。高校卒業後、日本語を勉強し、パースの大学在学中に関西外国語大学へ留学。その後、再びワーキングホリデービザで訪日。そして、JETプログラムの国際交流員として栃木県の馬頭町(現:那珂川町)に3年間住む。帰国後、社会言語学の研究論文を終え、パースの日本人に英語を教える。

 







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