今月は17回（vol. 237）、18回（vol. 238）に引き続き、西オーストラリア産のワインのお話（その3）。

4月に入り大分涼しくなってきましたね。突然ですが最近一番びっくりしたニュースと言えばサッカー日本代表、ハリルホジッチ監督の電撃解任！ワールドカップまであと少し、日本代表らしさの復活を期待したいと思う隊長です。話がそれましたが、今月は久しぶりのお勧めの西オーストラリア産ワインのお話。これからの寒い季節においしい赤ワイン編、今回は前回よりも少しリッチな3本をお送りします！

マーガレットリバーの南、上質なワインを産出しているグレートサザン地区、デンマークからの1本。
比較的新しい小規模ワイナリーですが質の高いワインを産出しているワイナリーです。Third Reefシリーズはこのワイナリーのセカンドブランド。スイートベリーとピノの一つの特徴であるスミレのアロマにどこまでもソフトな飲み口、ピノ好きの方にはお勧めしたい一本です。相性の良さそうな料理はピノといえば定番のダック（鴨）料理や甘辛い味付けのチキン料理など。飲みきれなかった分は冷蔵庫で冷やして翌日以降に飲むのもお勧め！

Deep Woods Estate Cabernet Sauvignon Merlot 2015
（ブレンド：カベルネソーヴィニオン78％、メルロー 18％、プティヴェルド 4％。価格：＄35ぐらい）

1987年創業の人気ワイナリー。このワインは所有するブドウ畑の3つのエリアのブドウを使用し作られています。使用するカベルネソービニオンは樹齢25年のプレミアムな古木から取れるものを使用、ブレンドした後はフレンチオークで18ヶ月間熟成させ風味、香りを高め、バランスの良いワインとなっています。カシス、ダークチョコレート、ハーブ香と心地よいオークの香りが口に広がる素晴らしい1本。2015年ビンテージはジェームスハリデー評価の95ポイントを獲得！2025年ぐらいまで熟成可能。料理はミートソース系のパスタやラム肉のトマトソース系煮込みあたりが相性の良さそうです。

Flametree Embers Cabernet Sauvignon 2015
（マーガレットリバー産カベルネソーヴィニオン100％。価格：$20～25ぐらい）

個人的に気にいっている素晴らしいワインを生産しているワイナリーからの1本。2007年創業。比較的新しいワイナリーながら著名なワイン評論家達からも素晴らしい評価を受けています。今注目のワイナリーの一つです。マーガレットリバーの契約農家から厳選された上質なぶどうを仕入れ生産しているハンドクラフトワインは試す価値あり！このワイナリーのシャルドネーもおススメ！
このカベルネソービニオンはソフトな飲み口と凝縮されたジューシーなフルーツ感を感じる1本。約5年は熟成可能とのこと。ミディアムレアーに焼いたお肉等との相性がよさそうです。

ということで今回はちょっとだけリッチな赤3本のご紹介となりました。中には既にストックが少ないものもあるので酒屋で見つけたら試してみては？皆さんのお気に入りワインも、是非教えて下さい！もっと西オーストラリアのワインを楽しもう！

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