今回は、日本人にとっては馴染みのある「なわとび」で行うエクササイズを紹介します。日本では、小学生の時に学校の朝礼で跳んだなんて方も少なくないと思います。今回は、そのなわとびで行うエクササイズを前編は「エアなわとび」、後編は通常の「なわとび」でご紹介します。
基本的な注意点:なわとびの動きは腰、膝、足首に負担がかかる動きです。なわとびを行う際は、なるべく土や芝生など表面の柔らかい場所で行いましょう。
ストレートジャンプ
♦エクササイズの目安 :60秒×2セット
身体を垂直に保ち、バランスをとりながら真上にジャンプをします。手首は実際になわとびを飛んでいるように回しましょう。
足首のスナップを使いましょう。 |
2ステップス
♦エクササイズの目安 :60秒×2セット
片脚でケンケンをするように2回ジャンプをして脚を入れ替えまた2回づつを交互に行います。手首は実際になわとびを回しているように動かしましょう。
リズムを取りながらジャンプをしましょう。 |
ヒールズドライブ
♦エクササイズの目安 :60秒×2セット
その場で駆け足をするようにかかとが自分のお尻に当たるぐらい持ち上げます。リズムを取りながら手首はなわとびを回しているように動かしましょう。
脇をしめて腕を大きく動かし過ぎないようにしましょう。 |
【前島イズム(1)】
〈今月のヒント〉
なわとびはここがポイント!
まずは60秒で約60回のペースを目標にして、止まらず60秒とび続けることにチャレンジしましょう。目線を前方に置き、女性はバストを固定するスポーツブラの着用をお勧めします。来月号は、実際になわとびを使ったエクササイズとなりますので、なわとびの購入をお勧めします(Skipping Rope
【前島イズム(2)】
〈今月の出来事〉
武庫川女子大学体操部のパース合宿をコーディネート
「3月6日〜11日の6日間、兵庫県西宮市の武庫川女子大学の体操部がHBF Stadiumで合宿を行いました。今回、コーディネーターとして合宿の準備のお手伝いをさせて頂きましたが、選手のみなさんが「またパースに来たい!」と思える時間を過ごせてくれていたら嬉しいです。」
自分自身のデモンストレーションの模様
▼このコーナーでは読者の皆さんからのエクササイズに関する疑問や質問をお待ちしています。
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前島 一貴 - Kazutaka Maejima
1986年東京都出身。9歳の時に体操競技と出会い、25歳で第一線を退くまで体操一筋。中学生の時には体操種目の床で日本一に。名門日本体育大学の体操部ではキャプテンを務めた。2015年5月の西豪州体操チャンピオンシップで見事優勝。現在、体操クラブでコーチとして子ども達に体操を教える。パーソナルトレーナー有資格者。