短歌
いままさにブラックホールのすぐ手前
おりたたまれたひかりがきえゆく
ぼうぼうと星のいのちがもえつきて
やがてはくだけ宇宙へ跳びだす
星のくずぶつかりぶつかり時がたつ
暗い宇宙にあらたな星が
ある星にいのちうまれて鳥となる
白い翼で空にはばたく
銀河系外れのほうに地球あり
海の青さが目にまぶしい
(マルコ)
俳句
りんご剥く夫へのサービス日曜日
うららかや水飲む猫の髭に虹
(猫)
一粒の氷とけゆき花ひらく
(シゲ)
川柳
パースへはすくない乗客乗りかえ便
(タカ)
台風の爪痕激し昔より
(Takako)
嵐過ぎかかしも泣いてかたずけ急ぐ
(いさを)
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