短歌
わたしはだれ 伐り倒された 樹をはこぶ 線路にひかれた 石に咲く花
わたしはどこ 冬が深まる 夕やみに 空をただよう 一羽のコウモリ
わたしはいつ 月夜の森の その奥の 古びたベンチに とまるこがね虫
わたしはなに 遠くの波の うちよせる 白い浜辺を よこに歩くカニ
わたしはここ 夏のひかりに とける風 木の葉のかげで ひたすら鳴くセミ
（マルコ）
俳句
日めくりの 今日の一言 花野かな
枇杷の実を ねらうカラスと 朝日浴ぶ
（猫）
野の花の どちらが高いか 背比べ
（シゲ）
川柳
テロリスト コロナに食われ ニュースなし
（タカ）
目分量 年で鍛えた 正確さ
（Takako）
今日もまた コロナ騒ぎで 右左
（いさを）
【短歌・俳句・川柳 応募作品大募集】
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