短歌
風と風 あらそいあって 白い波 カヌーが舟ごと 放り出される
毎年の 風の季節に 海がなき クラゲや海藻 打ち上げられる
クラゲたち 海がむかえに 来なければ やがては枯れて 浜辺の砂に
夕暮れの 空が赤みを 消すころに クラゲの子供は 眠り夢みた
深く深く 海をもぐって さらに先 光を放ちて 太陽となる
（マルコ）
俳句
戸袋に 指をはさみて 秋に入る
カマキリの そっとかくれし 手のうらに
（猫）
すべり台 あしたの夢が はしゃいでる
（シゲ）
川柳
飛行機で コロナもいっしょに お引越し
（タカ）
母の日に 心ほっこり 舌鼓
新緑に 背中押される 旅心
（Takako）
侵略は もうやめよう プーチンさん
温泉で 泊まり囲碁会 至福時
（いさを）
【短歌・俳句・川柳 応募作品大募集】
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