短歌
わたしはいまあけはなたれた窓のそば
本を読みつつコクリコクリと
わたしはどこ夢とうつつのそのあいだ
意識のカーテンゆらゆらゆれる
わたしはだれ月のひかりにさそわれて
ベンチにとまる金のコガネムシ
わたしはなに森のはずれへとんでゆき
ちいさなちいさなたまごをうんだ
わたしはいつ息たえたのかいつのまに
すべてがきえてふと目がさめる
（マルコ）
俳句
すれちがうトラックの鼻先サンタかな
ハイビスカス塀から顔を出しており
（猫）
暮れてゆくわたしのなかの小宇宙
（シゲ）
川柳
年賀状火星へ送るはいつの日か
（タカ）
自然薯に手間暇かけて粘り勝ち
（Takako）
雑煮食べ明日はトロロで７日七草
（いさを）
【短歌・俳句・川柳 応募作品大募集】
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