短歌
このさきの 森の奥には 空ねむる 空のなかには 雲がひろがる
とりどりに すべての花が 目をさます 地球もそろそろ 起きる時間だ
歌いつつ 小鳥が花の タネをまく 高い空から あてずっぽうに
むこうから 跳ねてくるのは カンガルー たがいにみかえし 朝のあいさつ
脚やすめ 石のくぼみに 腰かける やわらかな風が 光とささやく
(マルコ)
俳句
ささくれし 息ととのえて 星月夜
枯れていく ショウカイドウに 触るる風
(猫)
小魚の ねむるゆりかご 海の森
(シゲ)
川柳
土俵ぎわ ねばりにねばる トランプさん
(タカ)
コロナ禍に 三密新語で 締めくくり
(Takako)
雪二尺 コロナも止まず 年の暮れ
(いさを)
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