短歌
ひとかけのパンをふんだおんなのこ
こどものころのこわいおはなし
ポケットのあめをなめたらいつのまに
とけてしまって地球がわらう
ときおりにフトかおをだすキラキラと
わたしのなかのちいさなこども
きょうりゅうのほねがつちからあらわれる
むかしむかしの地球のたより
木でできた小学校があったころ
白いじめんにらくがきのあと
(マルコ)
俳句
釣飽きて眺める空に寒の月
風落ちてマグパイ鳴くや寒月夜
(東老生)
お絵かきについつい手を出し枯葉舞う
足もとにやさしきけはい野草かな
(猫)
カレンダーちいさなせかいかべにかけ
(シゲ)
川柳
ああそうだおもったあとからすぐわすれ
(タカ)
ピンチ時人の優しさ身にしみて
(Takako)
中年を意識する年頑張るな
(いさを)
【短歌・俳句・川柳 応募作品大募集】
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