短歌
まちかどできのうであったかみさまは
あかいふくきてやぶれたズボン
うしなったじぶんのかげをさがしてる
かがみのなかのどこかのまちで
白い窓すこしあけつつみあげてる
わたしはどこだ銀河のふもと
ざっそうのはなたばをさすガラスびん
水のゆくえのきおくのかなた
あめあがりみどりのヘビがゆるゆると
天へとめざす虹をつたって
(マルコ)
俳句
ジャスミンを离れし蝶に道広し
蔓かけて共に芽をふくザクロかな
(東老生)
野の花を手折ればすぐにしなだれて
春袷二十才の母の匂いして
(猫)
タンポポはきょうはおでかけ風にのり
(シゲ)
川柳
アリやハチオレも君らのなかまだよ
(タカ)
庭花火みんな一つに丸くなり
(Takako)
親子孫三代そろって頑固者
(いさを)
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