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【パースエクスプレス・マガジン】東京五輪出場・インカレ優勝目指す!武庫川女子大学体操部がパースで合宿

取材協力:武庫川女子大学体操部

2020年7月開幕の東京五輪。2012年のロンドン五輪で体操の女子日本代表は団体総合で8位、2016年のリオ五輪では4位と確実に成長を遂げ、東京五輪ではメダルを目指す。その東京五輪出場枠獲得を狙う選手擁する武庫川女子大学体操部が、昨年に続き今年もパースで合宿を行った。

 
昨年の3月にパースで初合宿を試みた武庫川女子大学体操部。五輪イヤーの2020年の今年も東京五輪選考会を目前とした大事な時期にパースで合宿を張った。昨年の合宿は6日間といった短い期間だったが、今年は2月6日にパース入りし、25日までの約3週間の滞在となり、昨年と同様にHBF Stadiumで日々練習を行った。
 
同体操部には、東京五輪出場のための選考会出場権利を有する選手が4名いる。これから控える選考会は4月に行われる全日本体操競技個人総合選手権大会(全日本選手権)となり、4選手はその大会で上位24名入りを目指し、更にその24名で競われる5月のNHK杯で代表の座をかけて戦う。そして体操部として今年は、悲願の全日本学生体操競技選手権大会(インターカレッジ)の優勝に照準を絞り、この合宿に臨んだ。同校体操部を率いる大野和邦監督と、そして選手たちに話を伺った。
 

【刀根 綾菜(とね あやな)選手】
「個人的には全日本選手権に出場できるので東京五輪出場も目指しますが、今年は大学4年生の年なので、全ての試合で悔いを残さずに演技をすることが一番の目標です。そして、最終学年なので体操部副キャプテンとチームキャプテンを任されましたが、体操部としてはインターカレッジで絶対に優勝する、を目標に頑張ります」
 

【杉原 愛子(すぎはら あいこ)選手】
「今回のこの合宿で更なる覚醒を目指しています。レベルアップを図り、体操部、そして日本代表チームの軸となり、自分がチームを引っ張っていきたいと思っています。NHK杯で東京五輪出場を決め、五輪ではメダルを狙います。それと、今年はパース観光も楽しみたいです。自分は音楽グループのAAAの西島隆弘さんのファンなんですが、西島さんが飛行機のパース直行便就航記念動画に出演していて、西島さんがその動画で訪れたパースの観光地を自分も訪れたいなと思っています!」
 

【大野 和邦(おおの かずくに)監督】
「昨年同様、日本と真逆の温暖な気候を利用して体調管理し、海外という環境から刺激を受け、人間力を高めることで競技者としてのアスリート力のアップを目的に今年もパースに来ました。東京五輪日本代表選考会を目前とした大事な時期でもあるので、選考会への出場権利を持っている選手にとっては最終調整の場となります。また、五輪後はインターカレッジの優勝も目標に掲げているので、そこも目指す合宿になればと思っています。それと今年は練習の合間をみて観光も予定しており、パースの良さをもっと知りたいと思っています」
 

【武庫川女子大学(むこがわじょしだいがく/Mukogawa Women’s University)】
西豪州と姉妹都市でもある兵庫県の西宮市に本部を置く私立大学。当大学の女子体操部は、大学一部校として全日本学生体操競技選手権大会(インターカレッジ)では現在、3年連続2位と輝かしい成績を収めている。

 

武庫川女子大学体操部の選手の皆さん。パース合宿初日の練習風景。

 


 

ロットネスト島観光の模様。

 







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