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【新型コロナウイルス関連】ビクトリア州メルボルン再びロックダウン。オーストラリア連邦政府は「第2波の到来」ではないと強調。



 

7月1日(水曜日)、オーストラリア・ビクトリア州にて新型コロナウイルスの新たな感染者数が73人、このうち感染経路不明者は42人にのぼり、2桁以上の感染者数を2週間以上記録していると発表された。

オーストラリアのビクトリア州政府は、新型コロナウイルス感染者の増加を受け、7月1日夜11時59分から感染者の多いエリア(ホットスポット)を指定して、そのエリアを対象に外出自粛令を発表した。

ホットスポットとは今回、ビクトリア州政府が指定した10個の郵便番号が網羅しているエリア(36のサバーブ)で、今後4週間に渡り制限措置が敷かれる。対象エリアでは、制限の内容として食料品の買い出しや、運動のための外出に限られ、また医療機関や自宅でできない勉強や仕事への各所への外出のみとなり、カフェやレストランはテイクアウェイとデリバリーのみの営業となる。
 


 

ダニエル・アンドリュース(Daniel Andrews)ビクトリア州首相は「感染拡大を迅速に阻止できない場合は、ビクトリア州全体をロックダウンしなければならない可能性もある」とし、深刻な事態であると警告している。

これに伴い、メルボルン空港発着の国際線フライトは、7月15日まで他州の国際空港に代替され、海外帰国者の受け入れも自粛される。

また、ニューサウスウェールズ州政府は、「ビクトリア州のロックダウン・エリアから入州した場合、1万1,000ドルの罰金または6ヶ月の懲役を科す」と発表した。

(情報元:ビクトリア州政府、ABC News/7月1日)。
 







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