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【パースエクスプレス・マガジン】 パースで開業、そして10年。


 

パースで開業、そして10年。

所変われど、ヘアスタイルはいつでも気になる。綺麗に美しく、そしてカッコよく。日本にいた頃は行きつけのサロンで、ヘアスタイリストを信頼して任せてきた。ただ、パースで同じことをするとなると、言葉や技術の問題が…。そんな悩みに日本人サロンオーナー兼ヘアスタイリストが応えて、10年が経った。
 
情報・写真提供:Brilliant Hair Tokyo Style
 


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サロンオーナー/ヘアスタイリスト
瓶子 三智代(へいし みちよ) さん

 


 
 

 
パースでサロンオーナー兼ヘアスタイリストとして活躍してきた瓶子三智代さんにお話しを伺った。
 
開店の経緯をお聞かせ下さい。
「2008年12月18日に開店しました。その前は、自宅でのホームサロンを4年ほど経営していましたが、お客様のほとんどが日本人でした。その後、次第に日本人以外のお客様も増え、私が提供している日本のスタイルや技術に手応えを感じていきました。よって、より幅広いお客様にサービスを提供できるようにサロンを開くことにしました」
 

どのようなサービスを提供されてきたのですか?
「日本のサロンのクオリティにこだわり、資生堂やアリミノなどの高品質な日本の製品のみを使用してきました。開店と同時にデジタルパーマを導入しましたが、私が知る限りではパース初だった思います」
 

10年を振り返り、嬉しかったことはなんですか?
「永住者から学生、ワーキングホリデー、長い娘では5年ちかくも一緒に、延べ10人のスタッフと仕事をしてきました。日本に帰国したスタッフも含め、今でも交流がありますが、みんなの助けがあって10年やってこれましたし、ひとりではできなかったことです。そんなスタッフとの出会いは嬉しかったことのひとつですね」
 

逆に、辛かったことは?
「外国人のビジネス・オーナーとして、オーストラリアの商慣習に慣れることは大変でした。いい勉強にもなりましたが」
 

今後のお店の展望をお聞かせ下さい。
「ひとりでも多くの方に素敵なヘアスタイルで、当店名のように“輝いて”ほしいと願っています。そのために、引き続きクオリティを追及していきたいと思っています。例えばカット一つにとっても、長年の経験を活かして頭の形や髪の毛の生え方を理解して、髪の毛が伸びても形が崩れないカットをご提供する。また、髪の毛や頭皮の健康状態も来られたお客様にはカウンセリングして差し上げるなど、高品質なサービスを提供してきたいと思っています」
 

Brilliant Hair Tokyo Style

日本スタイルの美容室。アリミノのパーマ液「COSME CREAM」やヘアカラー「ASIAN COLOR DESIGN EXPERT」、資生堂の薬剤などを使用。
Shop 10 Village Close, 1 Forrest St. Subiaco
www.brillianthair-tokyostyle.com
08 9388 1452 (要予約)







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