2021年を迎え、オーストラリア・日本両政府の要人にご挨拶を頂きました。在パース日本国総領事の鈴木徹氏(Mr. Toru Suzuki Consul-General of Japan in Perth)の新年のご挨拶を紹介します。
Mr. Toru Suzuki
Consul-General of Japan in Perth
Consul-General of Japan in Perth
鈴木 徹
在パース日本国総領事
パースエクスプレス読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。
2020年は新型コロナウイルスの対応に追われた1年となりましたが、2021年の新年を無事に皆様と迎えられたことを心から嬉しく思います。またコロナ渦にあっても引き続き有益な情報発信を続けるため日々尽力されているパースエクスプレス関係者の皆様に深く感謝いたします。今後とも貴重なコミュニティメディアとして、パースエクスプレスが在留邦人向けに必要な情報発信を続けていくことを期待しております。
2021年、日豪が様々な分野で協力を深める中、互いの繁栄と地域の安定に果たす役割は益々大きなものがあると思います。日本と豪州は、長年にわたり友好関係を発展させ、相互に恩恵のある経済関係を享受してきました。日本と西豪州との関係も、鉄鉱石や液化天然ガスといった天然資源やうどん用小麦など農林産品の貿易を中心に、安定的で良好な関係を維持しています。経済関係だけでなく、様々なレベルでの人的交流も活発です。西豪州の人々の日本への関心は高く、日本語学習者が多いのも特徴です。また、姉妹都市交流に基づく学生交流も盛んです。このような次世代を担う青少年の交流は、日本と西豪州間の相互理解を深めていく上で非常に重要です。
在留邦人の皆様の生活や滞在が安全かつ快適なものになるよう、パース総領事館としても、皆様のご意見も伺いながら、引き続き必要な対応を取って参ります。皆様のご意見をパース総領事館フェイスブック、ツイッターにも随時お寄せください。
2021年がパースエクスプレス読者の皆様にとりまして幸多き年となることを心よりお祈り申し上げます。