短歌
浅瀬には 小魚およぎ 透明な ブランコのように 波くりかえす
遠くへと クルーズ船が 去っていき この岸辺へと しぶきがかかる
自転車を カフェテラス横に 立てかけて 紅茶を頼んで 椅子に腰かける
夏が去り 空も光も 少しだけ 遠く離れて 風がやわらぐ
そのむかし 王侯貴族も この場所で 紅茶を飲んで ため息ついたか
（マルコ）
俳句
満ち潮に スワンリバーの 盛り上がる
玄関で 倒れていたり 秋の蝶
（猫）
海鳥は まっさかさまに 突っ込みし
（シゲ）
川柳
朝起きて ごはんたべたら 眠くなり
（タカ）
久しぶり 孫たち集い 高笑い
腰痛も 子等の為なら エンヤコラ
（Takako）
大谷の 打順に集まる にわか武士(さむらい)
筆不精 孫にせがまれ 駄句ひとつ
（いさを）
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