短歌
われわれのことばのうまれるその前に
こころにうつる記憶のいくつか
小さき日ひかりとかぜが水にゆれ
大地がささやくめざめのときか
恋をしてはずむおもいもいまやぶれ
遠くの空の雲をながめる
時として悩めることにであうとき
眠りもならず本をひもとく
からみあいもつれた糸に手をやすめ
レコードを聴きおもいにふける
(マルコ)
俳句
年新た夢の小さくなりており
風薫る肩出しへそ出しポーズの子
(猫)
すぎさりし想いのねむるむねのおく
(シゲ)
川柳
ヒューマニズム難民おしよせつぶれそう
(タカ)
終息の兆しを望む新コロナ
(Takako)
梅が咲きウグイス鳴くも風邪止まず
(いさを)
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