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【新型コロナウイルス関連】速報!6月27日から西豪州の緩和措置が第4段階へ



 

マーク・マガウワン西オーストラリア州首相は、6月27日から新型コロナウイルスの制限緩和策(ロードマップ)第4段階への実施を発表した。

6月6日より第3段階の制限緩和策を実施していた西オーストラリア州は、4平方メートルのルールがない唯一の州でありながら(2平方メートル確保は適用)、さらに第4段階へと進む。集会制限が撤廃され、コンサートホールやライブハウスでのパフォーマンスが許可される。そして、スタジアムなどの大規模なスポーツ施設や娯楽施設は、最大50%の収容人数で運営可能となり、AFLのイーグルスやドッカーズの本拠地となるOptus Stadiumでは3万人の収容が可能となり、サッカーのパース・グローリーの本拠地、HBF Parkでは1万人の収容が可能となる。
 

 

更新日:6月23日(火)
▶西豪州の制限緩和、6月27日(土)から第4段階へ

6月22日(月)、西オーストラリア州は6月27日(土)より新型コロナウイルスの制限緩和策(ロードマップ)の第4段階を実施すると発表した。マーク・マガウワン西オーストラリア州首相は、「西オーストラリア州は、新型コロナウイルスの制限からさらに大きな一歩を踏み出す準備ができている。段階的に取り組むことで、西オーストラリア州の人々が仕事に戻り、より多くの社会活動やレクリエーション活動に参加できるようになった。これは州民の素晴らしい努力の結果である。4平方メートルのルールがない唯一の州であり、さらに第4段階へと進もうとしている。我々が新型コロナウイルスから州民を守ることができたのは、感染を最小限にとどめ、東部各州との州境を閉鎖していることの結果であり、引き続きウイルスは根絶していないことを認識し、個人衛生を実践しながら安全を保つ必要がある。」と述べ、州境閉鎖の解除に関しては一貫して慎重な姿勢を示している。

<第4段階における制限緩和の概要>
・【集会人数制限】現在最大100人/300人を上限とする公共の集会制限を撤廃
・【集会人数制限】500人以上を集客する会場でのみ1人につき2平方メートル確保の適用
・【レストラン、バー】着席なしでアルコール提供が可能。名前と連絡先の記入登録不要。
・【スポーツジム】スタッフの監視不要で営業可能。定期的な清掃は維持
・【カジノ】制限付きで再開
・【ライブパフォーマンス】コンサートホールやライブハウスでのパフォーマンスの許可
・【イベント】スタジアムなどの大規模はスポーツ施設や娯楽施設は、最大50%の収容人数で運営可能。Optus Stadium(3万人収容可能)、HBF Park(1万人収容可能)、RAC Arena(8千人収容可能)

西オーストラリア州政府は、引き続き『社会的距離の確保(ソーシャルディスタンシング)』や『手洗い等の公衆衛生』、『COVID Safeアプリのダウンロード』をするように呼び掛けている。
 
<新型コロナウイルス感染の制限緩和の最終段階、第5段階と第6段階の詳細が明らかに>
西オーストラリア州は、7月18日(土)から第5段階への制限緩和措置を実施予定。集会人数制限が撤廃され、1人につき2平方メートルの確保や50%の収容人数制限も撤廃される。この日から制限されるのは、州境の閉鎖とアボリジ二のコミュニティ地域への旅行制限のみとなる。

そして、州境閉鎖の解除となる第6段階への制限緩和措置は、ビクトリア州で起きている市中感染の増加を考慮し、当初予定されていた暫定的な日時を保留することになった。

(情報元:西豪州首相会見記録/6月22日)

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