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メダル獲得が期待されるのは彼らだ!
アテネオリンピックの日本代表選手団は、全部で380名。 主将を柔道100kg級の井上康生選手が、旗手をレスリング女子の浜口京子選手が務める。
(競技の五十音順に紹介)
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競泳 (Swimming)
★注目★ 北島康介
1988年のソウル大会以降、競泳界は急激な成長を遂げている。ソウルでは16年振りの金メダルを背泳の鈴木大地が、続くバルセロナ大会(1992年)では100m平泳ぎの岩崎恭子がそれぞれ獲得した。今大会、最も注目すべきは、100、200m平泳ぎに出場する北島康介。昨年7月にバルセロナで行なわれた世界選手権では両種目で優勝。世界新記録も更新した。残念ながら今年7月、アメリカのブレンダン・ハンセンに記録が破られてしまったが、金メダル獲得に向けて準備万端。北島の泳ぎと記録に期待が高まる。 |
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サッカー (Football)
★注目★ 男子:小野伸二 平山相太 大久保嘉人
女子:澤穂望 大部由美
オーバーエイジ枠3名とU-23の選手で構成されるオリンピックチーム。女子のアジア最終予選準決勝、北朝鮮との戦いで劇的な勝利を収め、アテネへの切符を手に入れた“なでしこジャパン”は男子より6チーム少ない10ヶ国で頂点を争う。“日本史上最高のエース”と呼ばれるFW澤、キャプテンのDF大部に注目だ。男子の注目選手はオーバーエイジ枠で出場する、オランダ・フェイエノールトのMF小野伸二。司令塔の緩急自在なボールさばきでFWの平山と大久保をゴールへと導き、メキシコオリンピック以来のメダルを掴む。 |
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柔道 (Judo)
★注目★ 男子:井上康生 野村忠宏
女子:谷亮子
アテネでは全階級に日本選手が出場する。まずは男子。前人未到のオリンピック3連覇がかかる60kg級の野村忠宏、昨年の世界選手権100kg級の覇者、井上康生、その井上を破り、100kg超級の代表の座を手に入れた鈴木桂治は金メダル最有力候補。女子は安定した強さで他を寄せ付けない谷亮子。7月の強化合宿中に足を痛め、十分な調整が出来ていないのが不安だが、ここに来て脅威の回復力を見せ、周囲を圧倒している。日本のお家芸の柔道陣。目指すは全階級でのメダル獲得だ。 |
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シンクロナイズドスイミング (Synchronised Swimming)
★注目★ 立花美哉 武田美保
水面に咲く華、シンクロナイズドスイミング。日本は第23回ロサンゼルスオリンピックから全てメダルを獲得。最近は“日本らしさ”を表現した独特の華麗な動きで、各国メディアの注目を集めている。今回デュエットで出場するのは、シドニーに続き立花美哉・武田美保組。アテネのテーマは『日本人形』。勧進帳の曲とエレキギターのサウンドをミックスした音楽に合わせ、日本女性の仕草を取り入れた演技で、前回より上の金メダルを狙う。
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ソフトボール (Softball)
★注目★ 宇津木麗華 上野由岐子 坂本直子
シドニーオリンピックの銀メダルも記憶に新しい女子ソフトボールチーム。アメリカ、オーストラリア、中国、そして日本の4強の争いと見られる今回も、宇津木妙子が監督を務める。精神的支柱、41歳の主将でチームの主砲・宇津木麗華内野手、2003年MVP上野由岐子の力強い投球、日本ソフトボール界史上最年少で代表入りした坂本直子投手といった強力布陣で臨む白球の女戦士達。シドニー決勝戦の対アメリカでは延長サヨナラ負けを喫しただけに、金色に輝いたメダル獲得に対する思いは誰よりも強い。 |
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体操(男子) (Gymnastics Artistic)
★注目★ 鹿島丈博 塚原直也 冨田洋之
昨年の世界選手権、今まで誰もが成し得なかった、あん馬の日本人制覇を実現した鹿島丈博。鉄棒でも優勝を果たし、アテネで両種目の金メダルを獲得する可能性は非常に高い。更に、同選手権で個人総合3位に入った冨田洋之も、各種目の安定した強さでメダルを目指す。『月面宙返り』の生みの親・塚原光男の血を受け継いだ塚原直也は3大会連続出場。今までの雪辱をバネに、3度目の正直となるか。体操王国ニッポンの復活がかかる。 |
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