Q1.入国回数や飛行機の出発・経由地によって検査は違う?
A1.検査は無差別で行っており、申告なしの荷物でも、探知犬とX線による検査率はほぼ100%。入国回数、そして到着した乗客の数にも影響されずに検査を行っています。しかし、発展途上国や農場を経由して入国した乗客の場合は、土や雑草などが靴に付いていないかどうか、警戒心が強くなります。
Q2.乗客の国籍で検査の強度が変わる?
A2.乗客がオーストラリア人や永住者であれば、オーストラリアの検疫制度に対しての知識をある程度持つと判断出来るため、警戒心は低くなり、逆に初めて入国する人に対しては、知らずに禁止品を持ち込んだり申告しなかったりする可能性が高いと予想した上で検査されます。
Q3.入国カードに書かれている英語が分からないんだけど・・・。
A3.分からない、判断出来ない場合は、YESに印を付けるか、何も書かずに審査官に調べてもらいましょう。申告しないまま規制品が見つかった場合、話を聞き、事情を考慮した上で処罰を判断します。例えば、初めての入国で英語が分からず申告しなかった人に対しては、通常は注意だけで罰金は取られません。
Q4.西オーストラリア州を出入りする時にも、検疫があるの?
A4.国内の旅行者であっても、空港や港で検疫を行っています。また、陸路に関してもKUNUNURRA(パースの北東部、北部準州との境界)とEUCLA(パースの南東部、南オーストラリア州との境界)に検疫所が設置され、車で来る人に対し検疫を行っています。過去に、南オーストラリア州から来た観光客が、新鮮な果物や野菜を持ち込もうとして検疫に止められたことがあり、彼らは、検疫所の手前で持っていた果物と野菜を調理し、全部食べた後で、西オーストラリア州に入ることを許可されたこともありました。
Q5.パースでも買えるマヨネーズやカップラーメン。どうして日本からは持ち込めないの?
A5.個人で持ち込む場合と違って、商業用の輸入品には、例えば英語での表示、熱処理等の基準に達していることなど厳しい条件が課されており、製品には全てにプロダクト・コードが付けられています。
Q6.食品に表示してある日本語、検査官は読めるの?
A6.現在のところ、日本語を話せる検査官はいませんが、原材料等の日本語が理解出来るように訓練されています。
Q7.梅干しを持って行きたいけど大丈夫?
A7.市販のものであれば、申告をすれば持ち込むことが出来ます。
Q8.鮭やイクラは持ち込める?
A8.申告が必要ですが、検査を受けた上で持ち込むことが出来ます。
Q9.おせんべいをこちらの人に味わって欲しい。
A9.おせんべいはお米の加工品なので、申告が必要です。
Q10.お気に入りのサンゴの指輪は?
A10.貝殻、サンゴで出来たものは、宝石など身に付けていたものでも申告しなくてはいけません。
Q11.ゴルフシューズは申告しなくてはいけない?
A11.申告が必要です。ゴルフシューズ自体が問題ではなく、種の含まれている可能性のある雑草や土が付いていないかどうかを検査します。使用済みのキャンプ用品がある場合、それも申告しなくてはいけません。
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